おはようございます。
理事長のズケヤマです。
ラジオのパーソナリティとして活動を始めてから、想像以上の発見と苦労がありました。
「話すだけの仕事」と思われがちですが、実際はもっと複雑で、様々な課題に直面しました。
今日は私が体験した困難とその克服法をお伝えします。
マルチタスクの嵐
パーソナリティの仕事は「ただ話す」だけではありません。時計を確認しながら、台本を追いかけ、ゲストの反応を見て、次の展開を考える—全部を同時進行で行う必要があります。
最初は頭がパンクしそうでした。そこで試したのが以下の工夫です:
- 構成表をカラーコーディングし、自分の担当部分、質問、CMへの繋ぎなどを一目で把握できるように
- 本番前にタイムキーパー役を決めるか、タイマーを活用
- ゲストとのやり取りは「完璧な進行」より「自然な流れ」を優先する意識に切り替え
これらを実践するうちに、少しずつ余裕を持って番組を進行できるようになりました。
台本の迷子問題
放送中に「次はどこを読むんだっけ?」と台本を目で探す瞬間があり、特に焦っているときは余計に混乱してしまいます。
解決策として:
- 自分のパートにはマーカーや付箋で目印をつける
- 重要なキーワードや数字は別メモに大きく書いておく
- 台本を丸暗記しようとせず、大まかな流れだけ把握して柔軟に対応する
「完璧に読まなければ」という意識が強すぎると逆効果。台本はあくまでガイドラインだと割り切ることで、緊張も和らぎました。
時間管理の難しさ
会話が盛り上がると時間が飛ぶように過ぎ、「あと3分です」とディレクターから合図が出ると焦りが生じます。
取り入れた対策:
- 各コーナーの目安時間を事前にメモしておく
- スタッフと「時間が押した場合」と「早く終わりそうな場合」の対応策を共有
- ゲストにも大まかな時間配分を伝えておく
こうした準備と意識でだいぶコントロールしやすくなりました。
技術より想いが大切
初めのころは「上手くやらなきゃ」という思いが強く、空回りしていました。でも「あなたの声を聴いて元気が出た」「親近感がわく」というリスナーからのメッセージに接し、肩の力が抜けました。
ラジオは技術以上に「想い」が伝わるメディアだと実感しています。完璧でなくても、等身大の自分で伝えたいことがあるなら、続けていいんだと思います。
これからもマイクの前から、素直な気持ちを届けていきたいと思います。
ラジオ番組ミラクルモンスターは放送後
YouTubeにて公開中ですので是非そちらをチェックしてみてください。