
皆さん、こんにちは!今回は、NPO法人Mirai Kanai提供の番組「ミラクルモンスター」から、注目の若きアーティストと、そのお母様をお迎えした回の模様をお届けします。
「ミラクルモンスター」は、面白い経歴や珍しい仕事をしているゲストのキャリアストーリーを深掘りし、夢中な人を応援する番組です。NPO法人Mirai Kanaiは、「ニライカナイ、夢は必ず叶う」という言葉を組み合わせた造語で、幸せが循環する社会の実現を目指し、様々な活動を通して心が豊かな人を増やしていきたいという思いで活動しています。
さて、今回のゲストは、なんと9歳で個展を開催し、今話題となっているアーティストのAKASHi君と、お母様のユキさんです!
イ: 本日のゲストはですねちょっとこれから後から紹介するんですけど、なんと9歳で個展を開いた9歳ですよ。9歳であの個展を開いた画家のあの明君が今日はゲストとして来てくださいますので、また皆様本日楽しみにしていてください。イエーイ、よろしくお願いします。
AKASHi君は、2025年4月2日から6日まで沖縄県立博物館美術館県民ギャラリー1階にて「ピカソになりたい9歳 AKASHiのゲルニカ展」を開催しました。9歳での開催というだけでもすごいのですが、なんと来場者は900名に達したとのこと!
イ: えっと今日のゲスト今日はですねピカソになりたい9歳君、今話題の明君の登場です。明君は2025年4月2日から6日まで沖縄県立博物館美術館県民ギャラリー1階にてえっとピカソになりたい9歳のえっとゲルニカ展を開催しました。9歳でえっと開催したという、ね、すごい。それでそれだけでもすごいんですけど、なんと来場900名と。やばいね。
ゲルニカ展は大きな話題を呼び、テレビや新聞でも紹介されたそうです。番組パーソナリティの宮城さんも実際に会場を訪れ、そのワクワクする空間や、のびのびと描かれた絵から伝わるエネルギーに感動したと語りました。
イ: あのなんかすごいね空間がワクワクでいっぱいでなんか私もすごいなんだろうこの絵を見ながらなんて言うんだろうこののびのび、あ、すごいのびのび書いてるのが伝わってきてさ。君とかそうリリちゃんとかユキさんもなんかすごい笑顔で迎えてくれてすごい素敵な空間だったなって思ったんですよね。
AKASHi君と絵との出会い
絵を描き始めたきっかけについて、お母様のユキさんに伺いました。
イ: あの、ゆきさんまずお聞きしたいのがこう絵を描き始めたきっかけとか、そういうのってなんかあったのかなと思って教えていただきたいなと思って。
ユキさん: うんなんか元々色を塗るのがすごい好きで、え、それをしていた時にちょうど多分コロナの時期にかかって、であのもうダイソーでもう適当に私画用紙とか、なんか面白そうな色鉛筆物とかを買ってきて、ま、置いていたらま本人がもう勝手に書き始めたんですね。うーん。うんそれがき魔女絵を描くきっかけにはなったと思います。
なんと、絵を描き始めたのは4歳頃。コロナ禍でユキさんが買ってきた画用紙や色鉛筆などを置いたところ、AKASHi君自身が描き始めたのがきっかけだそうです。それまでは色塗りが好きだったとのこと。 また、AKASHi君は潔癖な一面もあり、壁などに落書きはしないそうです。手が汚れるのも最初は嫌だったそうですが、最近は慣れてきたとのこと。 現在の作品数は、最初の個展から数えて300点以上。普段は1日1枚のペースで絵を描いているそうです。難しい絵の場合は3日ほどかかることもあると話しました。
イ: 今ってちなみにこの作品数とかそういうのっていうのはどれぐらいあるんですか?
ユキさん: あどれぐらいかなでも最初に古典してからだともう300点ぐらいは。
イ: すごい、やば。えこれってどれぐらいのペースで書くんですか?
AKASHi君: 1日1枚。
イ: え、1日1枚。すごいねなんか1日1膳みたいなね。
学校にも普通に通っており、帰宅後はすぐに宿題を終わらせ、夜7時頃(夕食後)から絵を描き始めるルーティンのようです。習い事は、学校の陶芸クラブと土曜日のスイミングのみ。 ゲームもするそうですが、ゲームよりも絵を描く方が好きとのこと。絵を描いている時は「ハッピー」な気分だそうです。
イ: なんか普段こうなんかゲームするとかあるじゃないですか。ゲームよりもやっぱ絵を描く方が好きですかね?うん、てちゃんとうんうんうんうんって顔で表現してますね。あの辺で頷いてますラジオだから聞こえないあ、あ、そ、そうね。でもすごいいい顔してるす、いい顔いい顔してますねいい顔で頷いてるそう。
絵を描く際は、その時思ったこと、書きたいものを描くそうで、「空から降ってくる」ようなひらめきがあるのだとか。
ピカソとの出会い、そして憧れ
AKASHi君が特に好きな画家はピカソ。ピカソの研究をしたり、絵をずっと見ていると話しました。
イ: そその中でもピカソが特に好きっていう風にうん、聞いてるんですよね。ねえ絶対ピカソの研究とかしてるの?
AKASHi君: ピカソの絵をずっと見てたりするの。
ピカソとの出会いは小学校1年生の時。箱根の森美術館のピカソ館で作品を見たのがきっかけでした。
イ: え、そっか。ピカソに出会ったのはいつですか?ちなみに。
AKASHi君: 出会ったのはえっと小学校1年生の時に箱根の森美術館のピカソ館に行って、はいはい、そこでピカソの作品を見て、うん、なんかこう来たみたいですね。
ユキさんは、子供に「本物を見せる」ことをとても大事にしていると語りました。興味があるかないかに関わらず、美術館など本物に触れられる場所へ連れて行き、あとは子供がどう受け取るかを尊重しているそうです。
母ユキさんのユニークな経験と子育て論
お母様のユキさんも非常にユニークな経歴の持ち主です。
イ: ちょっとあのゆきさんにも僕聞きたいことがあるんですけどいいですか。あの昔アフリカを2ヶ月したことがあるっていうことで、ちょっとあの僕の中でですねアフリカを1人で行ける人って結構ぶっ飛んでる人か知らなくて。え、アメリカじゃなくてアフリカ?うんうん、アフリカって言ってるアフリカですね。な、なんでこうアフリカに行こうと思ったのかとか、そういうきっかけとか教えてほしいなと思って。
ユキさんは旅行が好きで、特に想像がつかないアフリカに実際に行ってみようと思ったそうです。2ヶ月間一人で行き、途中スペイン人のカップルと出会って同行したとのこと。危険なこともあったそうで、国境で6人ほどに囲まれてお金を取られそうになったエピソードも語られました。 沖縄には16年目とのこと。 AKASHi君の才能がのびのびと開花している秘訣について尋ねられたユキさんは、最初は「何もしてない」と答えましたが、絵の具などを買い与えたり、子供の「楽しい」に「一緒に楽しむ」ことを大切にしていると語りました。 ユキさんの夫からは、ユキさんは子供の主体性を伸ばすのが得意で、プロデュース力があると言われているそうです。ユキさん自身は絵を描かないそうですが、子供と一緒に楽しむために、ポケモンが好きだった頃はカード集めではなく、キャラクターを描いて田んぼアートにしたりしたとのこと。ユキさん自身も2次元なら見ながら描けるそうです。 子供が興味を持ったことに対して、ユキさんが興味がない分野(例えば科学の元素記号など)の場合、すぐに即答するのではなく、姉や友人の母親(先生)に聞いたり、子供自身に調べさせたりして対応しているそうです。選択肢をたくさん与えることを意識していると話しました。 ユキさんの娘であるリリちゃんは、体を動かすのが好きで、よく踊っているそうです。AKASHi君はリリちゃんの踊りを見て笑う、仲の良い兄妹の様子が伺えました。 子育てをする上で大切にしていることについて、改めてユキさんは「一緒に楽しむこと」を挙げました。自分が苦手だったことや知らなかったことも、子供が興味を持ったことで一緒に楽しめるチャンスが増えた、と語りました。 AKASHi君の活動はインスタグラムなどで発信されており、ユキさんが4コマ漫画を描いて掲載していることも明らかになりました。AKASHi君の成長や心境が伝わってくる内容で、読者からも好評のようです。 子育て中のリスナーへのメッセージとして、ユキさんは改めて「一緒に楽しむこと」の大切さを伝えました。また、「全部をやろうと思わないこと」も大事だというアドバイスもありました。日本においては、好きなことをするためにも、基本的な学習(電気など)をしっかりすることが重要だと話しました。
現在の挑戦と今後の目標
AKASHi君は現在、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の模写に挑戦しています。絵を描く前に、その絵の意味や歴史を勉強しているそうで、キリストを裏切ったとされるユダについて、最初は知識なしで絵を見て推測し、後で事実を知ったエピソードを披露しました。
イ: 明そのさ絵を描く時になんかなんだろう、そのままこのいろんな13人のお顔を書く時ってさ、なんかみんないろんなこと考えてると思うんだけどなんか事前に勉強したりなんかするのかな?その絵の意味だったりとか、なんでしょうそういうの。
AKASHi君: うん。
イ: え、すごいするんだ。うん、て言うと思わなかった。今マジかどうすごい。だからさっきリストってすぐ出てきたんだ。うん、うん。歴史もちゃんと見てあの絵はどんなお話になるの?
AKASHi君: お話うん。
今後の目標として、AKASHi君はクラウドファンディングに挑戦中です。目標は、本物のゲルニカを見るためにスペインに行くこと。キャンプファイヤーで「ピカソ」と検索するとプロジェクトページが見つかります。クラウドファンディングは5月15日まで実施されており、ステッカーやAKASHi君が描いた絵、描いてほしい絵のリクエスト権などが特典として用意されています。 ユキさんは、親がお金を出して連れて行くだけではなく、応援してくれる人がいることでAKASHi君自身の成長にも繋がるという考えで、クラウドファンディングを始めたと語りました。 AKASHi君一家は、2年前に徳島県にある大塚国際美術館を訪れていました。この美術館は、世界中のアートを原寸大で展示しており、ゲルニカのレプリカも展示されています(本物より1.5倍大きいとのこと)。今回のゲルニカ展開催後、大塚国際美術館に手紙を送ったところ、担当者から来館時にぜひ寄るよう連絡があったそうです。5月2日に再び訪れる予定とのことでした。 高知県立美術館でシャガールの絵を750分間見続けたというエピソードも披露され、AKASHi君の興味があるものへの集中力が伺えました。一方で、興味がないものはすぐに通り過ぎてしまうそうです。 今後の目標については、ユキさんから「まずはインプットで色々吸収してもらい、のびのびと好きなように書いてもらいたい」という言葉がありました。
メディア出演情報
AKASHi君のメディア出演情報として、以下が告知されました。
- 5月3日(土)RBC放送のAランチ
- 5月4日 琉球新報の子供新聞りゅうPON
終わりに
イ: はい。もうこの応援の数応援の人がいることが明君の成長にも繋がるって考えたらワクワクしますよね。
AKASHi君: うん。
イ: 応援してるね。め、お願いしますかい。はい。それではあの本日ゆきさん明君のラジオに出演だいてありがとうございます。
ユキさん: ありがとうございます。
AKASHi君: ありがとうございます。
あっという間に楽しい時間は過ぎましたが、AKASHi君の才能、そしてそれを支えるユキさんの温かくも芯のある子育てに触れることができた貴重な時間でした。 AKASHi君の活動やクラウドファンディングについては、インスタグラムやホームページ、そしてキャンプファイヤーのサイトで「ピカソ」と検索してぜひチェックしてみてくださいとのことです。 AKASHi君、ユキさん、ありがとうございました!来週の「ミラクルモンスター」もお楽しみに!