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【インタビュー】沖縄の超個性派カフェ「アサゴハン」!面白夫婦、さやかさん&直樹さんが語る破天荒キャリア

皆さん、こんにちは! NPO法人Mirai Kanai ミラクルモンスターパーソナリティのズケヤマセイラと宮城たくまです。この番組は、ユニークな経歴や珍しいお仕事をしている方をゲストにお招きし、その道のりや考え方を深掘りしていきます。

今回のゲストは、沖縄で超個性的なカフェ「アサゴハン」を営む宮本直樹さんとさやかさんご夫婦。元消防士でキックボクサー、そして今は絵描き兼カフェオーナーという直樹さんと、その破天荒な行動を支えるさやかさん。聞けば聞くほど「まさか!」の連続だったお二人の面白すぎるストーリーをお届けします!

住所 うるま市石川2516
カフェアサゴハン☕️
○伊平屋産の食材を使用
⏰9:00〜16:00
水曜日11:00〜16:00
定休日 木・土曜日
🗺️夫婦で新婚旅行世界1周
YouTubeにアップしています。是非見てください♡
YouTube検索🔍【カフェ アサゴハン

youtu.be/CdsJZ04yXQ8?si=V4jDzIJ6jFvA2ySn


https://www.instagram.com/asagohan3838/



消防士から絵描きへ!予測不能なキャリアの始まり

インタビュアー: 本日はよろしくお願いします!まずは、お二人がどんな子供時代を過ごしてきたのか、今の活動に繋がるようなことはあったのか教えていただけますか?

直樹さん: 子供の頃は友達が少なくて、一人で漫画を読んだりアニメを見たりするのが好きなタイプでした。親からは「友達と遊びなさい」って言われてましたけど、その一人の時間が今の壁画とか絵を描く仕事に繋がっているのかもしれないですね。

インタビュアー: なるほど!では、社会に出て最初のお仕事は…?

直樹さん: 消防士です。

インタビュアー: えっ、消防士!?今とは全く繋がらないですよね?

直樹さん: 全然繋がってないですね(笑)。実は消防士になる前、プロのキックボクサーをやっていたんです。でも、いつまでもダラダラ続けるのは親に申し訳ないなと思って。自分の体力が活かせる仕事で、親が誇りに思ってくれるのは消防士かなと。それがきっかけでした。

インタビュアー: 消防士から、どうしてまたカフェや絵描きに?

直樹さん: 消防士になって6年目、レスキュー隊の全国大会に出場するチームに選ばれたんです。それはもう夢のような話で、本気で1年間取り組んだら、本当に全国大会に行けちゃったんですよ。その時、**「本気になれば、できないことはないな」**って強く感じて。それが自分の人生を見つめ直す大きなターニングポイントになりました。

「結婚するから早く別れて」衝撃すぎる出会いと沖縄移住

インタビュアー: 人生のターニングポイントといえば、奥様との出会いも大きいですよね?

直樹さん: まさに。奥さんがいなかったら沖縄には来てないです。出会いは…簡単に言うとナンパです。

インタビュアー: (笑)詳しく聞きたいです!

直樹さん: 学校のイベントで一度挨拶したくらいの関係だったんですけど、彼女を見つけた瞬間に「この子と結婚したい」って思っちゃって。後日、彼女の携帯を半ば強引に取って自分の番号を打ち込んで、「今日電話するから出てね」って。彼氏がいるって言われたんですけど、**「いや、俺は結婚するから早く別れてくれ。こっちは本気だから、なんなら彼氏も連れてきて話し合おう」**って伝えました。

インタビュアー: すごい展開!さやかさんはその時、どう思いましたか?

さやかさん: 5歳も年上の先輩だったので、怖さより「え?どういうこと?」っていう驚きの方が大きかったです。いきなり携帯取られて「電話かけるから」って言われても、意味がわからなくて(笑)。

インタビュアー: そこからどうやって沖縄に?

直樹さん: 付き合うことになって、彼女の実家がある沖縄に初めて旅行で来たんです。愛知の海しか知らなかったので、沖縄の海の綺麗さに衝撃を受けて、「ここに長くいたい」と強く思いました。それが沖縄移주のきっかけですね。

嘘から始まった!?国際通りでのゲリラライブペイント

インタビュアー: 沖縄移住を決めて、すぐにカフェを?

直樹さん: いえ、最初は絵で挑戦しようと。まだ消防士で副業禁止だったんですけど、お金をもらわないライブペイントなら大丈夫だろうと思って。観光客で賑わう国際通りでやったら絶対に見てもらえるなと考えました。

インタビュアー: どうやって場所を確保したんですか?

直樹さん: これもむちゃくちゃなんですけど(笑)。観光協会に有名なアーティストのフリをして乗り込んで、「今日ライブペイントの予定入ってますよね?本人が挨拶に来ました」って言ったんです。職員さんは「え?」って顔をしてたけど、僕が「取れてないんですか?」って聞いたら「多分取れてると思います」って言ってくれて。その言葉を信じて、国際通りのスターバックスに行って「観光協会から連絡あると思いますが、今日パフォーマンスするアーティストです」って伝えたら、店長さんが「全面協力します!」って言ってくれて、お店の前でやらせてもらったんです。すごい反響でしたね。

インタビュアー: 行動力の鬼ですね!

「宝くじが当たらなくても出来るんじゃ?」カフェ開業と過酷すぎた世界一周

インタビュアー: そして、いよいよカフェのオープンですね。

直樹さん: 奥さんに「宝くじで3億円当たったら何したい?」って聞いたら、「沖縄に帰ってカフェでも出すかな」って言ったんです。それを聞いて、素人ながらに計算してみたら、**「あれ?これ、宝くじが当たらなくてもできるんじゃない?」**ってなって。「じゃあ、出しちゃおうぜ!」って勢いで始めました。

インタビュアー: その前に世界一周旅行にも行かれてますよね。一番良かった国と、逆に一番過酷だった国はどこでしたか?

直樹さん: 良かったのはアメリカの広大な自然と、歴史的な建物が美しいイタリアのバチカンですね。感動して涙が出ました。 逆に一番過酷だったのは、二人とも間違いなくインドです。衛生面も匂いも音も、何もかもが想像の1,000倍くらい衝撃的でした。ホテルの廊下で見知らぬ人が寝ていたりして、常に気が抜けなかったです。

武器は「人間力」。「迷ったらドラマチックな方を選べ」

インタビュアー: カフェを経営する上で、大切にしている価値観はありますか?

直樹さん: 美味しいお店はたくさんあるので、食事の美味しさは当たり前。僕たちの武器は**「人間力」**だと思っています。お客さんが「二人に会いに来たよ」ってリピートしてくれた時が一番嬉しいですね。友達になれたような感覚です。

インタビュアー: 素敵ですね。お二人の人生の指針のようなものはありますか?

直樹さん: 恩納村でサウナを経営している恩人、松井さんの**「リハーサルなき人生だからこそ、ドラマチックな人生を。迷ったらドラマチックな方を選べ」**という言葉にすごく影響を受けています。失敗しても、無難な道より何が起こるか分からないドラマがある方が絶対に面白いじゃないですか。

次の舞台は伊平屋島!ジム付きの宿で「理想郷」を創る!

インタビュアー: そして、今後の展望についてですが、インスタグラムで大量のトレーニング器具が届いた投稿を見ました。あれは一体…?

直樹さん: 今のカフェの契約が9月末で終わるんです。ちょうどそのタイミングで、さやかの実家がある伊平屋島の宿を、お母さんが辞めようか迷っていると聞いて。それなら僕たちが引き継いで、好きなようにやらせてほしいとお願いしました。

インタビュアー: どんな宿になるんですか?

直樹さん: 海の目の前で生活しながら、トレーニングができて、サブカルチャー好きが集まって語り合える…そんな僕の理想郷を作ろうと思って。そのために、ガチでトレーニングできるジムを併設しようと、今機材を買い込んでいます(笑)。

さやかさん: ある日突然、とんでもない量のプレートとかバーベル、しまいには巨大なタイヤが2個も届いて。でも、もう買っちゃったものはしょうがないかなって(笑)。

インタビュアー: さやかさんの器の大きさもすごい(笑)。伊平屋島の新しい宿、本当に楽しみです!最後にイベントの告知などがあればお願いします。

直樹さん: 6月30日に、僕らが今借りているバーで、大阪から来た凄腕シェフによる「オムライスナイト」を開催します。また、現在の「カフェアサゴハン」は8月いっぱいで一度営業を終え、11月からは伊平屋島に拠点を移します。詳しい情報はInstagram「アサゴハン」で発信していくので、ぜひチェックしてください!


いかがでしたでしょうか。常識を飛び越える行動力と、それを笑って受け入れる夫婦の絆。宮本さんご夫婦の生き方は、「人生はもっとドラマチックでいいんだ」と私たちに教えてくれます。

伊平屋島での新たな挑戦も、きっと最高に面白いドラマになるはず。皆さんもぜひ、彼らの活動に注目してみてください!

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