すごい面白いなーと思うイベントを見つけたので考察を書きたいと思います。
― そのまま転用しやすい“多機能フォーマット”である理由 ―
CLEANPICは単なる清掃イベントではなく、
「競技性 × 地域貢献 × コミュニティづくり × エンタメ」
をすべて同時に成立させている点が特徴です。
これは全国の多くの地域イベントが抱える課題
（集客できない／盛り上がりに欠ける／継続性がない／若者が来ない）
を一気に解決できるフォーマットです。
⸻
① 清掃やボランティア“そのもの”をイベント化
→ どんな地域課題も「遊び」に変換できるモデル
CLEANPICは、
• ゴミ拾い＝競技
• チーム参加＝スポーツ大会
• 成果＝点数化
• 貢献＝賞金や表彰に変換
という構造を持っています。
これは、そのまま他の地域課題でも応用可能です。
✔ この仕組みを転用できる地域課題
• 公園の草刈り
• 川の清掃
• ビーチの漂着物撤去
• 商店街の美化
• 防災訓練
• 交通安全週間
• 子どもの見守りイベント
• 地域農作物の収穫体験
どれも「点数化 × チーム対抗 × 表彰」を入れれば、
CLEANPICと同じ“盛り上がるイベント”になります。
⸻
② 家族・企業・学校・地域団体を巻き込める
→ 「目的の違う層」をまとめて参加させられる希少な構造
CLEANPICは
• 陸部門（家族・職場・仲間）
• 海部門（サーファー・釣り人・ダイバー）
というように、“参加理由の異なる層”を同時に巻き込める仕組みがある。
これは他イベントに転用すると非常に強い。
✔ 例：地域運動会 × 企業対抗 × 子ども部門 × 学生団体
・企業はCSR目的
・子どもは遊び目的
・保育園・学童は教育目的
・学生はボランティアやSNS目的
・一般市民は家族参加目的
ひとつのイベントに複数の動機で参加できるため、
圧倒的に集客がしやすい。
⸻
③「楽しさ」がベースにあるため継続性が高い
→ ボランティアイベントの“最大の弱点”を解消
通常の地域清掃イベントは、
• 集まりにくい
• 毎年マンネリ
• ボランティア感が強い
という弱点がある。
しかしCLEANPICは、
• 競技要素
• 役割分担
• チーム戦略
• 表彰
• 賞金
• SNS拡散に適した映え写真
などにより、
「来年も出たい」という動機が自然に生まれる。
どの地域イベントにも応用できる強い構造。
⸻
④ “環境 × エンタメ × 教育”の三位一体が強い
→ 学校・行政からの協力が得られやすい
CLEANPICは
• SDGs
• 環境教育
• 地域貢献
• スポーツ
• コミュニティづくり
という行政・教育機関が喜ぶ要素が集約されている。
これは、他の地域イベントでも
「教育性 × エンタメ」を組み合わせることで、
協賛や後援を獲りやすい“万能テンプレ”になる。
⸻
⑤ SNSでバズりやすい構造
→ 他イベントでも真似できる「視覚的要素」が強い
CLEANPICの写真を見ると、
• 大人数の集合写真
• カラフルなTシャツ
• 砂浜・海のロケーション
• ゴミ袋を掲げるアクションカット
• 子ども〜大人まで参加
こうした要素はSNSで拡散されやすい。
これは他イベントでも応用できる。
✔ 転用ポイント
• 統一カラーのTシャツ
• 大人数での集合写真
• ビフォー／アフター
• 表彰シーン
• チーム名の作成
• 推しチームの応援文化
• 子どもと大人が混ざる
“見せたい瞬間”が生まれる仕組みをデザインすれば
どんなイベントもSNS拡散型に変換できる。
⸻
⑥ 賞金設定が「イベントの格」を上げる
賞金100万円以上というのは
地域イベントの中では強烈なインパクトを持つ。
これをそのまま他のイベントにも応用すると、
• 参加者のモチベーションが爆増
• スポンサー獲得が容易
• メディアから取り上げられやすい
• 継続的なブランドになる
たとえば、
• “地域まるごと”運動会
• 地域ビジネスコンテスト
• 子ども起業フェスタ
• 地域釣り大会
• 防災チャレンジデー
• 企業対抗ボランティア運動会
こうした企画にも転用可能。
⸻
⑦ チーム構成 × 小額参加費 × 1日完結の組み合わせ
→ 地域イベントとして“参加しやすい設計”
CLEANPICの設計は
• 1チーム5名
• 1人1000円（1チーム5000円）
• 9:30〜18:00 の1日完結
• 子ども参加可
• 海部門は18歳以上
この“絶妙に参加しやすい規模感”は、
他イベントにもそのまま転用できる黄金比。
⸻
🔥【まとめ】CLEANPICは“地域全体が動くイベント”のテンプレ
CLEANPICは、
地域活性イベントとして完成度が高い万能フォーマットです。
➤ 他イベントに転用できる核
1. 競技化できる
2. 点数化できる
3. チーム参加
4. SNS映え
5. 子ども〜大人まで巻き込める
6. 企業のCSRになる
7. 賞金・表彰がある
8. ボランティアをエンタメ化できる
この8つが揃えば、
どんな地域イベントでも“爆発的に人が集まる”構造になる。
