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【インタビュー】「お金=感謝の数」株式会社一直線・楠美朝比古さんが語る、感謝を集めて突き進む経営哲学

番組概要

NPO法人Mirai Kanaiがお送りする『ミラクルモンスター(通称:ミラモン)』。 ユニークな経歴や珍しいお仕事をしている方をゲストにお招きし、その道のりや考え方、夢中になっていることをとことん伺って、リスナーの皆さんと一緒に勝手に応援していく番組です。皆さんの日常に新しい発見やワクワクをお届けできたら嬉しいです!

本日のゲスト紹介

本日のミラクルモンスターは、株式会社一直線の代表取締役、楠美 朝比古(クスミ アサヒコ)さんです。 沖縄県、青森県、そして海外ではキルギス共和国で多種多様な飲食店を展開されています。本日はそのユニークな経歴や、仕事に対する熱い思いをたっぷりとお伺いします。

ゲストプロフィール

楠美 朝比古(クスミ アサヒコ) 株式会社一直線 代表取締役

青森県青森市出身。那覇市、名護市、今帰仁、青森市、そして海外(キルギス共和国)にて多種多様な飲食店を展開。 現在運営・準備中の店舗には、「純血アグーしゃぶしゃぶ」「森に囲まれた沖縄そば」「ゲップまで美味しい餃子店」「昭和にタイムスリップ焼肉店」など、個性的で魅力あふれる業態が並ぶ。 波乱万丈な水商売時代や数々の立ち上げ経験を経て、「全ては自責」「一日一つ良くしよう」という哲学のもと、感謝を集める経営を実践中。


インタビュー

幼少期の事故と、商売の原点となるヨット部時代

インタビュアー(以下、イ): まずは子供の頃や学生時代のお話から伺えますか?

楠美 朝比古(以下、楠美): 生まれも育ちも青森県青森市で、5人兄弟の真ん中でした。実は4歳の時と小学2年生の時に大きな交通事故に遭いまして。4歳の時は母親の目の前で4トントラックに轢かれて飛んだんですよ。当たり所が良かったのか通院で済みましたが、おでこに少し傷が残っています。

イ: 4トントラックですか!驚きです。高校の時はヨット部だったそうですね。

楠美: 青森工業高校の時ですね。先輩がやっていて楽しそうだったので始めました。海面の波や山の谷間からの風を読んで進むんですが、この経験は今の商売の精神面にも繋がっていると思います。東北大会やインターハイ、国体にも出ましたよ。

社会人デビューからバーテンダー、水商売での独立へ

イ: 社会に出て最初のお仕事は何でしたか?

楠美: 高校卒業後、地元の建築系の会社(AGCの子会社)に入り、電話対応などの基礎的なスキルを学びました。でも「建築業界は絶対やりたくない」と思って。周りから「調子がいいから飲食向きだ」と言われ、飲食店の修行をするために沖縄に来ました。当時はスマホもないので、るるぶを片手に仕事を探し、バーテンダーをやっていました。

イ: そこからどうやって独立されたんですか?

楠美: 沖縄のバーテンダーでは生活するだけで精一杯で、とにかく稼ぎたかったんです。当時は「低資金で現金が稼げるのは水商売だ」と思い、関東に出て店舗を立ち上げました。必死にやって、気づいたら10年間で5店舗ほどに増えていましたね。

沖縄への帰還、ペンギンとサルのいるバー

イ: その後、また沖縄に戻ってきたんですよね?

楠美: 東日本大震災の2年後くらいに戻りました。最初は昔勤めていたバーの立て直しをして、初月で目標売上を突破しました。その後、東京の池袋で「ペンギンバー」の立ち上げを1年ほどやって、また沖縄に戻りました。

イ: ペンギンバー!ペンギンの世話もしていたんですか?

楠美: はい、毎日水槽の掃除をして魚をあげて、飼育員兼バーテンダー兼、街の案内人みたいな感じでしたね。接客が終わった後に、お客さんが飲みに来るくらい売れっ子でした。

イ: その後、「モンキーバー」を開いたと伺いました。

楠美: 国際通りにサルのいるバーを出しました。オープン前は自宅の浴槽でコモンリスザルを飼っていて、天井の壁紙を剥がされたり大変でした。1匹の「モン吉」は一緒に添い寝するくらい懐いていたのに、メスが来たら私のことは一切相手にせず、目の前で交尾し始めましたね(笑)。

イ: すごいエピソードですね(笑)。

楠美: 当時は国際通りでキャッチをして、夜10時以降に80席を満席にするくらい気合が入ってました。関東の水商売時代に、見ず知らずの人に声をかけるスカウトで鍛えられていたので、心が折れない強さはありましたね。ただ、関係値の問題などもあり、1年ちょっとで撤退しました。

タイでの生活から、名護での起業と四国一周スカウト

イ: モンキーバーの後はどうされたんですか?

楠美: 1年間、ほぼタイに住んでいました。フットマッサージを受けたり、東南アジアでのビジネスも意識していた時期でしたね。

イ: そしていよいよ現在の飲食店の話ですね。

楠美: コロナの少し前に沖縄に戻り、名護で焼肉屋「肉一直線」を立ち上げました。一緒に立ち上げたのはペンギンバー時代の後輩なんですが、当時愛媛でSEをやっていた彼を、車中泊しながら四国を一周して口説き落としてスカウトしたんです。

イ: 四国一周してスカウト!すごい行動力ですね。

楠美: どうしても彼の力が必要だったんです。彼との接客の相乗効果でリピート率がすごく高かったですね。そこから法人化して「株式会社一直線」になりました。

多店舗展開と、経営で大切にしている価値観

イ: 現在は様々な業態を展開されていますが、どのように決めているんですか?

楠美: 物件が空いていて良いなと思ったら、そこで何をやるかは後で決めます。店舗には店長を採用して責任を持たせています。今はしゃぶしゃぶ、餃子、フィッシュアンドチップス、沖縄そばなどを展開していて、ベースは私が作って、メンバーが精度を高めてくれています。

イ: 仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?

楠美: 全て「自責」であることと、**「一日一つ良くしよう」**という言葉を大事にしています。帰り道をいつもと反対に変えてみるだけでも良いんです。新しい行動をとることを大切にしています。撤退する時の基準は「数字」と「自分が現場に入って立て直す絵が描けなくなった時」ですね。

キルギスへの挑戦と「お金=感謝の数」

イ: 今後の目標や挑戦したいことは何ですか?

楠美: 仕事の面では海外進出ですね。守成クラブで出会った方とのご縁で、キルギス共和国にラーメン屋を出す準備をしています。行くのに20時間くらいかかりますが、10店舗は作りたいですね。プライベートでは、4歳の息子や家族との時間を大切にしたいです。

イ: 個人的な夢はありますか?

楠美: 金持ちになりたいですね!小学校の文集にも書いていました。昔は物欲でしたが、今は**「お金=感謝の数」**だと教えてもらって、感謝の数を増やそうと気持ちが切り替わりました。

イ: 最後に、自分の進む道に悩む若い世代へアドバイスをお願いします。

楠美: やりたいことは、やっているうちに「やる気スイッチ」が入るものです。だから、まずはやってみること。そして不安なら、戻れる環境である「浅瀬」で遊んで試すこと。小さな成功体験を積み重ねることが大事です。

イ: 素晴らしいお話をありがとうございました。最後に告知などがあればお願いします。

楠美: 5月に那覇でもう1店舗、美味しい餃子屋さんがオープンします。あとは「株式会社一直線」のホームページや各店舗のSNSをチェック・フォローしてもらえると嬉しいです。本日はありがとうございました!


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