NPO法人Mirai Kanaiがお届けするラジオ番組「ミラクルモンスター(通称:ミラモン)」。 ユニークな経歴や珍しいお仕事をしている方をゲストにお招きし、その道のりや考え方、夢中になっていることをとことん深掘りして、リスナーの皆さんと一緒に勝手に応援していく番組です。
本日のゲスト紹介
伊波 徹郎(いは てつお)さん 沖縄サウナ・スパ協会代表理事
保育系の短期大学を中退後、バンドマン(ドラマー)として活動。身内の病気をきっかけにサウナと出会い、「ととのう」体験に衝撃を受けます。現在は、サウナの普及を通じて沖縄県民の健康増進と冬場の観光需要の平準化を図る「健康と観光」をテーマに活動中。沖縄文化とサウナを融合させた独自の取り組みで、沖縄を「サウナアイランド」にするべく奔走しています。
ゲストプロフィール
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経歴: 保育系の短期大学を中退し、東京の音楽専門学校へ。卒業後はフリーターをしながらバンド活動に熱中する「中退人生」を歩む。
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人生の転機: 7年前に父親を心疾患系の病気で亡くしたこと。親族に血管系の病気やガンが多く、健康を見直した結果「血管の筋トレ」とも呼ばれるサウナにたどり着く。
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現在の活動: 沖縄サウナ・スパ協会を立ち上げ、県内施設をお得に巡れる「サウナパスポート」を展開。また、「琉球熱波青年会」を発足し、サウナ室でカチャーシーを踊る「サチャーシー」など、地元文化との融合を推進。
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公式Instagram:
【サウナフェス】
https://www.instagram.com/sauna.totonoi.village/
【琉球熱波青年会】
https://www.instagram.com/ryukyuneppa.seinenkai/
【沖縄サウナ・スパ協会】
https://www.instagram.com/okinawa.saunaspa/
サウナで沖縄の「健康と観光」を支える
インタビュアー(以下、イ): 本日は、NPO法人Mirai Kanaiがお届けするラジオ番組「ミラクルモンスター」へようこそ!ゲストは、沖縄サウナ・スパ協会代表理事の伊波徹郎さんです。伊波さん、よろしくお願いします!まずは、現在どのような活動をされているのか教えていただけますか?
伊波 徹郎(以下、伊波): よろしくお願いします!私は沖縄サウナ・スパ協会の代表理事として、サウナの普及と発展に取り組んでいます。具体的には、沖縄県民の健康増進と、冬場の観光需要の落ち込みをカバーするための「健康と観光」という2つの軸を支える活動を行っています。最近では、沖縄のサウナを目的地にする「沖縄サウナツーリズム」を広めるため、県内15施設で優待が受けられるスマホ上のスタンプラリー「サウナパスポート」をリリースしました。
人生のターニングポイントと、サウナとの衝撃的な出会い
イ: 「健康と観光」、素晴らしいですね!伊波さんがサウナの道に進む前は、どのような道を歩まれてきたのでしょうか?
伊波: 最初は保育系の短期大学に通っていたのですが、将来が予想できてしまって面白みを感じなくなり、中退しました。もともとバンドをやっていたので本気で音楽をやりたいと思い、東京の専門学校に入り直したんです。卒業後は居酒屋でアルバイトをしながら、生活費も給料も全部楽器につぎ込むような、よくいるバンドマン(ドラマー)でした。
イ: バンドマン時代を経て、そこからどうやってサウナと出会ったのでしょうか?ターニングポイントを教えてください。
伊波: 一番のターニングポイントは、7年前に父親が心疾患系の病気で亡くなったことです。その後も身内に血管系の病気やガンが相次ぎ、自分が「病気界のサラブレッド」のような家系だと気づきました。そこで健康のために何をすべきか調べた結果、たどり着いたのがサウナだったんです。サウナは血管の柔軟性を高める効果があるとされ、「血管の筋トレ」とも言われているんですよ。
イ: なるほど。健康への危機感がきっかけだったんですね。最初からサウナの魅力にどっぷりハマったんですか?
伊波: いえ、最初は興味があったものの挑戦できていませんでした。ある時、SNSで繋がっていたサウナ好きの方が沖縄のサウナを巡るというので、私が車を出す代わりにサウナの入り方を教えてほしいとお願いしたんです。恩納村の施設に行き、師匠に心拍数を管理してもらいながら限界までサウナに入り、水風呂、そして外気浴を体験しました。外気浴のチェアに座った瞬間、「空が落ちてくる感覚」を味わい、初めて「ととのう」という経験をして、そこからどっぷりハマりました(笑)。
専門用語解説:「ととのう」と沖縄ならではの「サチャーシー」
イ: 「空が落ちてくる感覚」ですか!(笑)改めて、その「ととのう」という感覚について、リスナーにもわかりやすく教えてもらえますか?
伊波: サウナの熱い空間にいると、体は危機を感じて興奮物質であるアドレナリンを出します。その限界の状態で冷たい水風呂に入り、最後に外気浴(休憩)をすると、体は「危機を脱出した!」と安心し、副交感神経が優位なリラックス状態になります。血液中にはアドレナリンが残っているのに、体は猛烈にリラックスしているという、この矛盾したギャップの感覚が「ととのう」という状態なんです。女性は美容や肌の修復機能(ヒートショックプロテイン)の恩恵も受けやすいので、特にオススメですよ。
イ: そういうメカニズムだったんですね!現在、沖縄ならではのサウナ文化も作ろうとされていると伺いました。
伊波: はい。ただ都会の真似をするのではなく、地元文化との融合が大切だと考えています。例えば、サウナストーンに熱した水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」という文化は、フィンランドでは場を清める神聖な意味合いがあります。一方、沖縄の「カチャーシー」も、喜びも悲しみもごちゃ混ぜにして場をかき混ぜる踊りですよね。ここにシナジーを感じて、サウナ室の中でカチャーシーを踊る「サチャーシー」という遊びを広めようとしています。そのために「琉球熱波青年会」というチームも立ち上げました。
大切にしているモットーと『嫌われる勇気』
イ: サウナ室でカチャーシー!それは熱いですね(笑)。伊波さんが全く新しい道を切り拓いていく中で、仕事や人生において大切にしているモットーや価値観はありますか?
伊波: 一番は「自分がワクワクできるか」ですね。沖縄を「サウナアイランド」にしていく未来を想像して、自分自身がワクワクできる感覚を大事にしています。また、バイブルにしている本が2冊あって、『7つの習慣』と『嫌われる勇気』です。この本から学んだ「他責にならず自立すること」、そして「過去の失敗にとらわれず、今この瞬間からどうするかにフォーカスして幸せになること」を自分の行動指針にしています。
若い世代へ:死なない程度の失敗をたくさんしよう!
イ: 素晴らしいですね。最後に、自分の進む道に悩んでいるリスナーや若い世代へ向けてメッセージをお願いします!
伊波: 私は保育園を自ら脱走して辞めてきた過去があり、大学も中退し、フリーターでアルバイトも長続きしない「中退人生」でした。でも、現場で手応えがなくても行動し続けた結果、バンド時代に培った動画編集や企画のスキルが今のサウナのプロモーションに全て繋がっています。そもそも成功する確率の方が少ないのだから、死なない程度の失敗を一つでも多く経験した方が絶対に強くなれると思います!失敗しかないと思って、ガンガン攻めていってほしいですね。
イ: 失敗を恐れずに行動し続けることの大切さが、めちゃくちゃ熱く伝わってきました!本日は熱くてワクワクするお話をありがとうございました!
伊波: こちらこそ、ひたすら気持ちよくお話しさせていただきました。ありがとうございました!(笑)
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