【はじめに】
カウンセラー兼ミュージシャン、めかるひろきさんの「心と音楽の旅路」:幸せな大人を増やす挑戦
皆さんこんにちは!NPO法人Miraikanaiがお届けする「ミラクルモンスター」のブログへようこそ!今回は、ユニークな経歴と熱い想いを持つゲスト、カウンセラーのめかるひろきさんをお迎えし、その素晴らしいストーリーを深掘りします。彼が目指す「幸せな大人」を増やす活動の裏側にある、波乱万丈なキャリアと心温まるメッセージに迫ります!
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カウンセラー めかるひろき
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イ: めかるひろきさん、本日はようこそお越しくださいました!まずはリスナーの皆さんに、現在どのような活動をされているのか自己紹介をお願いできますでしょうか?
メカル: はい、沖縄出身のめかるひろきです。現在は、「自分を大切にできるようになって、それで幸せに生きていく大人を爆増させたい」という想いで活動しています。心理カウンセラーとして、全国で「行列のできる相談屋さん」として活動しています。
イ: 「幸せな大人を爆増」!NPO法人Miraikanaiも同じ目標を掲げているので、とても共感します。まずは、メカルさんがなぜこの道に進もうと思われたのか、原点からお伺いしたいです。少年時代はどんなことに興味がありましたか?
メカル: 少年時代は、一般的な遊びとしてセミやクワガタ捕り、釣りをしたり、ずっと野球部に所属して野球漬けの日々でした。今振り返ると、小学校時代のいじめ体験が大きな転機でした。当時、どこにも居場所がなく、「この地球から旅立った方が楽だ」と感じた時期がありました。
そんな時に、なぜか小学校6年生の頃に初めて心理テストの本を買ったんです。当時は女子が好きな人の心を占うために買うような本でしたが、私は「自分の心のことが知りたい」という強い興味がありました。これが、今の仕事に繋がっている原点だと感じています。当時は克服や改善のためというより、ただただ自分を知りたかったんだと思います。
イ: いじめがきっかけで、心の探求が始まったんですね。では、社会に出てからはどのようなお仕事をされてきましたか?
メカル: 高校時代に郵便局の配達のアルバイトで遠征費を稼ぎ、その後は家電量販店での接客、ミュージシャンを目指してスターバックスや皿洗いなどのアルバイトをしながら路上ライブもしていました。CDデビューも経験しましたが、生活のために大学で取得していた教員免許を活かし、小学校の教員になりました。当時は教員をしながら音楽活動も続けていたんです。
イ: 先生がミュージシャンとは、かなり異色の経歴ですね!そんな中で、現在のキャリアにとって決定的なターニングポイントとなった出来事はありますか?
メカル: まさに教員時代です。小学校教員として7年目頃、通信大学で小学校の教員免許を取り直していた時期がありました。良い先輩にも出会え、「小学校の現場でやっていこう」と思っていた矢先、過酷な現場に配属されてしまったんです。引き継ぎがされない、授業が進んでいないなど、ひどい状況で、そこで約2年間、うつ状態になってしまいました。マイコプラズマ肺炎や帯状疱疹など、様々な病気にもなりましたね。
イ: それは大変な経験でしたね。今振り返って、病んでしまった原因は何だと思いますか?
メカル: 主に3つあると思います。
• 単純な過労です。通勤距離も非常に長く、朝から晩まで疲弊していました。
• 薄々気づいていたけれど、自分に合わない仕事を続けていたことです。
• そして、やりたくないことを続けているのと同時に、「本当はもっとやりたいことがある」という葛藤にずっと揺さぶられていたことです。
イ: 当時、その苦しみを誰かに相談できましたか?
メカル: 誰にも相談できませんでしたね。沖縄では当時、誰に相談していいか全く分からなかったんです。診療内科や精神科、脳外科、内科など、自分で病院を全て回りましたが、医師からは機械的な対応しか得られませんでした。「ストレスですね」「薬を出します」と言われても、仕事を休むわけにもいかない状況で、子どももいましたから。自分の弱さと向き合えず、苦しみや悩みを友人にも打ち明けられず、一人で抱え込んでいました。
当時は精神科に行くこと自体へのハードルが非常に高く、「社会から切り離される」「弱虫」「精神病のレッテルを貼られて今後仕事ができなくなる」といった恐怖が強くありました。その経験が、「ないんだったら自分が作ろう」と、現在の心理学やメンタルヘルス、カウンセリングを本格的に学ぶきっかけとなりました。
イ: その経験から、現在のカウンセラーという仕事に繋がったのですね。カウンセラーとしての仕事のやりがいや、たまらなく面白いと感じる瞬間はどんな時ですか?
メカル: やはり、私の過去と似たような状況にある方々をカウンセリングすることで、どんどん表情が明るくなり、話す言葉がポジティブになっていくのを見ることです。ネガティブな方が普通の状態に戻るのも、私にとってはポジティブな変化です。普通の会話ができるようになったり、やりたいことが見つかったり、お金、夫婦関係、子育て、健康など、様々なジャンルの悩みが解決に向かうのを見るのがたまらなく嬉しいですね。
イ: カウンセラーとは具体的にどのような仕事なのでしょうか?
メカル: シンプルに「人の話を聞いて、アドバイスはあまりせず、まずは聞いてあげること」だと思います。
イ: 確かに、現実社会ではなかなか話を聞いてくれる人はいませんよね。特に本音や深い悩みとなると。
メカル: まさにそうなんです。その「話を聞いてくれる人」がいないから、私がその場を作ろうと思いました。私が病んでいた時に欲しかったのは、先生たちのための保健室の先生です。当時の学校現場は疲弊していましたし、スクールカウンセラーも保護者や子ども向けが主でした。だから、私は「先生たち、大人、働いている人たちが、ほっと安心できる話を聞いてもらえる保健室の先生」のような存在を目指したいと思ったんです。
イ: それは本当に必要とされている存在ですね。逆に、この仕事ならではの大変さや難しさを感じる時はありますか?
メカル: 「ない」と言ったら嘘になりますが、今の私は本当に全てがやりがいに繋がっています。強いて大変さを挙げるなら、人の悩みの「濃度」が違うということです。子育ての悩みから、「もう生きていられない」というような非常に深い、ダークな悩みを聞く時は、やはりその念を「もらってしまう」ことがあります。そこは重たいと感じますし、自分も負けないように、もらわないようにすることは確かに大変な部分ですね。
イ: ネガティブな話を聞いて、念をもらわないようにするにはどうされているんですか?
メカル: 大きく分けて2つの方法があります。
1. 「私の過去が結構えぐかったので、私より超えてくる人はいない」と心の中で思って接することです。いい意味で強気というか、「私の不幸を超えてみろよ」くらいの気持ちで見ています。そうすることで、相手に「大丈夫だよ、私も色々あったけど、今はこんなだから大丈夫だよ」という安心感を与えられます。
2. 質問で相手の意識を書き換えていくことです。大前提として話を聞くことが重要ですが、一方的に聞くだけでなく、質問を通じて少しずつ相手の気分を普通の状態に戻していくんです。これはカウンセリングだけでなく、コーチングのスキルも活用しています。私は両方のスキルを持っているので、カウンセリングをしつつ、コーチングのスキルも使っています。
イ: 非常に勉強になります!仕事をする上で、一番大切にされている価値観やモットーはありますか?
メカル: 「自分を一番に整えないといけない」ということです。自分がもらいやすい状況だと、良いコンサルティング、良いコーチング、良いカウンセリングはできません。だから、自分を整え、大切にし、幸せにし、喜ばせ、満たすという前提で人の話を聞くようにしています。スキルや知識よりも、自分を整えることこそが最も重要だと考えています。
「付け焼き刃のいい種を植えたり、いい大木を植えたり、いいリンゴを育てようとするのではなく、いい土であればなんとかなる」という考えです。土台を整えることが、全てにおいて一番大事なんです。
イ: 素晴らしいお話です。迷ったり立ち止まったりした時に、元に戻る指針のようなものはありますか?
メカル: やり方なのか分かりませんが、私は「土台に戻る」ことを大切にしています。つまり「自分を大切にしてあげること」、そして「過去の自分を思い出すこと」もします。
悪い時を思い出して、今の自分がどれだけ幸せかを知る。そして、過去の自分のような人を笑顔にしたいという信念があるので、初心に戻るんです。過去の自分を少しでも笑わせたり、許したり、癒したりすることができれば、きっと全国でそれを必要としている人がいるはずだと信じています。
イ: メカルさんの実体験があるからこそ、今のサポート活動があるのですね。これまでに影響を受けた本や人物はいますか?
メカル: 本は累計で千冊以上読んできましたが、最初に衝撃を受けたのは高橋歩さんの写真が多い本でした。「人って自由でいいんだ」と感じましたね。そこから、自己啓発、スピリチュアル、引き寄せ、思考は現実化する、マーフィーの法則など、自分の現実がうまくいくためのジャンルを全て漁りました。脳科学、コーチング、心理学、量子物理学、素粒子の話まで、多岐にわたります。
中でも特におすすめなのは、野口嘉則さんの「鏡の法則」です。100万部ベストセラーで、SNS時代に合わせて改訂もされています。引き寄せ、思考は現実化する、波動、心理学、脳科学など、これさえ読めばなんとかなるかなと思える一冊です。
私自身も、「自分の内側が外側に現れているだけ」ということに気づくことができました。特に親子関係で非常に悩んだ経験があり、世間一般でいう「アダルトチルドレン(アダチル)」の家庭で育ちました。親からの厳しいしつけがありましたが、私にとってはそれが普通でした。戦争を生き抜いた世代の親たちは、愛や大切にすることを教わってこなかったのかもしれません。
私は「アダルトチルドレンだから不幸なんです」という人をなくしたいと思っています。だから、アダルトチルドレンを「アダチル」と呼んで、「アダチルだから幸せになっていいさ」というメッセージを伝えています。幸せを感じてはいけない、愛されていないからこれくらいの仕事でいい、DVを受けても当たり前、と無意識に思って自分で困った現実を作っている人がいます。
イ: 「アダチルだから幸せになっていいさ」、深い言葉ですね。ご自身の経験から、その法則を実践されているのが本当に素晴らしいです。さて、ここからはメカルさんの未来の活動についてお伺いします。今一番挑戦したいことや、達成したい大きな目標は何ですか?
メカル: シンプルな数字の目標としては、YouTubeチャンネルの登録者数が4,000人を超えたので、まずは1万人まで伸ばしていきたいです。メルマガの読者も増やしたいですね。
行動的な目標としては、全国で「トーク&ライブツアー」のようなことをしたいです。カウンセリングで一人ひとりの相談に乗るのも大事ですが、ミュージシャン時代にできなかった全国ツアーを、カウンセラー兼ミュージシャンとして実現したいと思っています。昨年12月には東京で、心理学や潜在意識の話をしつつ、私が歌を歌うイベントを行いました。まさに「ライブカウンセリング」ですね。悩みに応じた「処方箋ソング」のような曲も作っています。
イ: カウンセラー兼ミュージシャンという活動は、本当に珍しいですよね。その目標に向かう上で、特に力を入れていることや準備していることはありますか?
メカル: かなり情報発信に力を入れています。YouTubeとメルマガはもう3年くらい毎日書いていて、メルマガは900通くらいになります。YouTubeでは、自分の人柄も出せるので、「Q&A 100連ちゃん」という企画で、無料で相談された内容に一人ひとり丁寧に答えることにも力を入れています。
イ: 「Q&A 100連ちゃん」はすごいですね!お忙しい中で、メルマガを毎日配信されているのも驚きです。
メカル: もちろん、情報発信がフロントの仕事ですが、その他に一人で経理や予約管理、数ヶ月にわたる講座の募集、クライアントさんの相談、グループセラピーなど、見えない仕事もたくさんあります。
イ: 個人だけでなく、グループでのカウンセリングもされているのですね。今後は沖縄県外にも活動を広げていかれるのでしょうか?
メカル: そうですね、ぜひ広げていきたいです。
イ: この番組を聞いている方の中に、メカルさんのようなキャリアに憧れている人や、自分の進む道に悩んでいる若い世代もいると思うのですが、何かメッセージやアドバイスをお願いできますか?
メカル: 「0から1を大事にしてほしい」と伝えたいです。沖縄は温かく素晴らしい場所ですが、だからこそ周りに合わせたくなる気持ちが強いと思います。「人と違っていいのか?」「人と違うネガティブな過去があっていいのか?」と悩む人もいるでしょう。しかし、私は特別な能力者でも、裕福な家系でもありません。何もないところから、ある経験やきっかけで「0から1」を生み出すことができる、ということを伝えたいです。
沖縄には「あいつはうちなーんちゅ(沖縄の人)じゃない」というような、少しずれた人を排除する県民性があると感じています。コミュニティが狭いだけに、「あいつはちょっとおかしいんじゃないか」という見方をされやすい。それが、一人ひとりの可能性を潰してしまう足かせになっていることも多いと思います。
イ: 独特の良さでもあり、マイナス面でもある部分ですね。そういった時の対策はありますか?
メカル: 今はまだ「ない」ので、私が開拓したいと思っています。さっさと突き抜けて、「大丈夫だよ、この世界はハブもいっぱいいるすごい森林地帯を歩いたけれど、結局は広場や海が見えたよ」と誰かが道を作れば、後から続く人は通りやすくなるはずです。私がさっさとそこへたどり着けば、みんなから「行っていいんだ」と許可が出て、行きやすくなると思うんです。
イ: 素晴らしい目標です!最後に、メカルさんご自身の活動について、今後のイベント予定やチェックしてほしいウェブサイト、SNSなどがあればお願いします。
メカル: はい、「メカルヒロキのココカラ研究所」という名前でYouTubeチャンネルを運営しています。心と体を合体させて「ココカラ」研究していこう、という思いを込めています。悩みやネガティブな感情の対処法、メンタルヘルスの話だけでなく、引き寄せや思考は現実化する、スピリチュアル、科学的な心理学、脳科学、素粒子の分野、自己啓発など、幅広いテーマを扱っています。
そこが活動の中心で、あとは毎日配信しているメルマガに一番力を入れています。YouTubeの概要欄にメルマガのURLも載せていますので、まずはYouTubeからチェックしていただけると嬉しいです。ちょうど8月頃に、「ココカラ研究所」の3ヶ月コースの第4期生の募集も始まる予定です。
イ: 「ココカラ研究所」という名前も素敵ですね!ちなみに以前、急に体中バキバキに筋トレされていた時期がありましたよね?あれは何だったんですか?
メカル: あれも「人体実験」なんです。筋トレをちゃんとしたらどうなるんだろう、と。まさに中山筋肉君さんの動画をずっと見ていました(笑)。今もまだうっすら大丈夫ですよ。
イ: (笑)それは面白いですね!メカルさんの活動は、本当に多くの人に希望と学びを与えていると思います。本日はお忙しい中、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました!
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【エンディング】
めかるひろきさんの活動は、ミュージシャン、小学校教師、そしてカウンセラーという異色の経歴を持つからこそできる、唯一無二のサポートだと感じました。特に、先生や働く大人のための「保健室の先生」というビジョンは、現代社会で非常に求められているものです。
彼が目指す「幸せな大人」が爆増する未来を、NPO法人Miraikanaiも全力で応援していきます!ぜひ「めかるひろきのココカラ研究所」をチェックしてみてください!