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【インタビュー】「無力感で泣いた」経験が原動力:東洋医学×カイロで他で良くならなかった人を改善させるプロの至誠

NPO法人Mirai Kanaiがお届けする特別インタビューブログ記事を作成します。今回は、東洋医学と西洋の技術を組み合わせた施術を提供する池村昌彦さんにお話を伺いました。


ゲストプロフィール

  • ゲスト名:池村 昌彦(いけむら よしひこ)
  • プロフィール:東洋医学とカイロプラクティック・オステオパシーという技術を組み合わせた施術を、日本橋のオフィスワーカーに提供されています。また、施術業に加え、DJをしながら薬膳カレーや薬酒のイベントを開催するという活動も。

現在の活動内容とキャリアを形成した原点


イ:本日はお忙しい中、誠にありがとうございます。池村さんは現在、日本橋で働くオフィスワーカーの方々を中心に施術を提供されているとのことですが、具体的にはどのようなアプローチを取られているのでしょうか。
池村:はい、私の施術は、東洋医学の知恵と、カイロプラクティック・オステオパシーといった西洋の技術を組み合わせたものを提供しています。
イ:東洋と西洋の技術を融合させているのですね。さらに、施術活動と並行して、DJ活動や、薬膳カレーや薬酒を提供するイベントも開催されているという点で、非常に多角的なご活動をされているとお見受けします。
池村:ありがとうございます。活動の幅は広いかもしれませんが、実は今の私の施術スタイルや活動は、子供の頃や学生時代に経験した、一見関係なさそうに見える様々な経験がすべて繋がっていると感じています。
イ:その「繋がっている経験」、つまりキャリアの「原点」について、詳しくお聞かせいただけますか?特に夢中になったことは何でしょうか。
池村:子供の頃は、図書館での読書に夢中になったり、剣道に取り組んだりしていました。また、風水に関心を持った経験や、高校時代の野球での挫折経験も、今の仕事に深く結びついています。
イ:そうした経験を経て、社会に出て最初に就かれたお仕事は何でしたか?
池村:最初に働いたのは、「びっくりドンキー」と「てもみん」です。そこで料理の工程や役割分担について学んだり、今の仕事の基礎となる施術の基本を学んだりしました。


キャリアにおける大きな転機と仕事への向き合い方

イ:これまでのキャリアの中で、「これが大きな転機だった」と感じる出来事や決断について教えていただけますか。
池村:いくつか大きな転機がありました。一つは、改善できなかった患者さんから感謝されて、無力感で泣いたという経験です。また、上京して東京で面接に落ち、最下層から這い上がった経験も大きな転機でした。さらに、中国で2年間仕事をしたことも挙げられます。
イ:特に面接に落ちた時や、改善できない患者さんと向き合った時は、どのようなお気持ちでしたか?
池村:当時は情けなさや焦りを感じていました。しかし、高校時代の野球での挫折経験があったおかげで、その経験から状況を分析し、なんとか乗り越えることができました。中国での仕事については、大変なこともありましたが、何よりも全てがスケールが大きくて楽しかったという記憶があります。
イ:現在の施術の仕事において、「たまらなく面白い!」と感じる瞬間や、「一番のやりがい」は何でしょうか?
池村:他の場所で治療を受けても良くならなかった方が、私の施術で改善され、心から喜んでもらえる瞬間です。それが最高のやりがいです。
イ:逆に、この仕事ならではの「大変さ」や「難しさ」を感じるのはどんな時でしょうか?
池村:我々の仕事は、物ではなく人間にサービスを提供し、なおかつ確実に結果を出さなければならない点にあります。これが最も難しく、大変だと感じています。


大切にしている哲学と今後の展望

イ:池村さんが仕事をする上で、「これだけは譲れない」と大切にされている「価値観」や「モットー」があれば教えてください。
池村:それは「至誠(誠を尽くす)」です。
イ:その考え方や仕事のスタイルに影響を与えた「本」や「人物」はございますか?
池村:はい、影響を受けた書籍は多くあります。岡本太郎さんの『壁を破る言葉』、中村天風さんの『本当の心の力』、小野田寛郎さんの『生きる』、苫米地英人さんの『いい習慣が脳を変える』などから、多くの影響を受けました。
イ:最近特に力を入れている活動や、リスナーにご紹介したい近況があれば教えてください。
池村:今後はYouTubeを本格的に始める予定です。
イ:最後に、これから挑戦してみたい「目標」や、キャリアに悩んでいる方への「メッセージ」をお願いします。
池村:近い将来の目標としては、施術自体をシンプルにして、若者が若くして自分の店を持てるようなサービスにまで持っていくことです。キャリアに悩む方々へは、無駄な努力ではなく、的確な方向に力を注ぐことが重要だと伝えたいです。モットーの一つとして「積小致大」という言葉を大切にしています。また、困った時には、身近な周りの先輩を頼ることも大事だと思います。
イ:本日は貴重なお話を詳しくお聞かせいただき、ありがとうございました。今後のYouTubeでの発信や、施術のシンプル化といった新たな挑戦も楽しみにしています。


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