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【インタビュー】「戦うのではなく、愛する」〜本来の自分と繋がるシンギング・リンの世界〜【ゲスト:當間美香さん】

【番組概要】 NPO法人Mirai Kanaiがお届けするラジオ番組「ミラクルモンスター」。 この番組は、ユニークな経歴や珍しいお仕事をしている方をゲストにお招きし、その道のりや考え方、夢中になっていることをとことん伺って、リスナーの皆さんと一緒に勝手に応援していく番組です。皆さんの日常に新しい発見やワクワクをお届けします!

【ゲスト紹介】 本日の“ミラクルモンスター”は、心体魂の調和サロンを運営し、シンギング・リンセラピスト、そして看護師としても活動されている當間美香(とうま みか)さんです。 西洋医学の現場での葛藤から東洋医学・ホリスティックケアへの目覚め、そして3.11を機に沖縄へ移住したエピソードや、不思議な音響楽器「シンギング・リン」との出会いなど、命と向き合い続ける美香さんの深いストーリーをたっぷりと伺いました。

【ゲストプロフィール】 當間 美香(とうま みか) 心体魂の調和サロン / シンギング・リンセラピスト / 看護師

難病やターミナル(看取り)の現場で命と向き合い、患者の苦痛を和らげるため病院内で「アロマセラピー外来」を開設するなど、ホリスティックなケアを実践してきました。東日本大震災(3.11)を機に沖縄へ移住し、人間の自然治癒力を引き出す完全共鳴楽器「シンギング・リン」と出会います。 現在は15年ぶりに訪問看護師として復帰し、ご高齢の方や認知症の方にも音の癒やしを届けています。また、地域の子ども会再結成や防災組織の立ち上げなど、コミュニティづくりにも尽力しています。「病気を排除するのではなく、愛する」という独自の価値観のもと、日常にヒーリングを取り入れる活動を広げています。

◆リスナーへのメッセージ 「社会の枠組みを一旦置いてみて、自分の感覚を大切にし、よろこびから行動してほしい」

◆Instagram https://www.instagram.com/clay.aroma.mika_ring/


【インタビュー】

イ: 本日のゲストは、心体魂の調和サロン・シンギング・リンセラピストで看護師の當間美香さんです。よろしくお願いします!まずは、現在の活動について教えていただけますか?

みか: はい。元々は看護師なのですが、現在は訪問看護や産後ケア、学校訪問などの活動をしながら、自宅サロンで「シンギング・リン」というヒーリング楽器のセラピストや、アロマセラピストをしています。

イ: さっそく気になるんですが、「シンギング・リン」ってどんな楽器なんですか?

みか: 日本生まれの音響楽器で、誕生から20年になります。職人さんが1個あたり3ヶ月ほどかけて金属の型にはめ込み、削り出して調律しています。大小2種類のサイズがあり、1つ奏でると完全共振共鳴して、色々な周波数の倍音が出るんです。 大学の研究でも、脳波が瞑想状態になったり、体の経絡が整ったり、痛みが楽になってストレスが下がるなど、リラックス効果が実証されています。

イ: 聞くだけですか?それとも体にくっつけたりも?

みか: 両方できます!演奏を聞いて五感を活性化させながら絵を描くこともできますし、専用の装置をつけて体の上を自由自在に滑らせ、音と振動を全身で感じることもできます。頭に被る「ヘッドヒーリング」というのもあるんですよ。

イ: 面白いですね!ネットで似たようなボール楽器を買うと偽物があったりするんですか?

みか: そうですね。シンギング・リンは「完璧に調律されていて完全共振共鳴する」のが特徴です。世の中にはボール楽器がたくさんありますが、物によっては不協和音になり、気分が悪くなってしまうものもあるので注意が必要です。

イ: なるほど。美香さんは子どもの頃、どんなことに興味があったんですか?

みか: おとなしいインドアな子で、お菓子作りが好きでした。あとはハムスターやザリガニなど小動物を飼うのが好きだったんですが、生き物は寿命が短いですよね。亡くなってしまうたびにとても悲しくてずっと泣いていました。「命とは何だろう?」という問いが、小さい頃からずっと自分の中にあったんだと思います。

イ: その「命への問い」が、最初のお仕事に繋がっていくわけですね。

みか: はい。母が看護師だった姿を見て、国家試験を受けて看護師になりました。本当は小児科に行きたかったのですが、最初に配属されたのが慢性の難病や、がんのターミナル(看取り)病棟だったんです。最初からかなり命の深い現場でしたね。

イ: 看護師としての活動は、今のセラピストの活動にどう影響していますか?

みか: 病院では、医学の勉強だけでは納得のいかない「目に見えない世界」があることに気づきました。同じ抗がん剤治療でも、亡くなる方もいればお元気になる方もいる。 また、私は感覚が鋭い方で、「この患者さんは悲しみをためていらっしゃるな」と直感で感じていたんですが、医療現場はデータ重視なので、そういった目に見えないことを話し合う機会がなかったんです。

イ: 確かに、病院はデータが全てというイメージがあります。

みか: そんな中、医師はお薬を出せますが、私たち看護師ができるのは最終的に「手を当てること(手当て)」でした。夜勤で痛がる患者さんの背中に手を添えて「痛いね」と寄り添うことしかできなかった。でも、「手を当ててもらうだけで凄く楽になった」と言っていただけて。 ちょうどその頃、アロマセラピーが全盛期で、東洋医学の先生が教える医療従事者向けの学校が開設されたんです。私は昔から香りに敏感だったので、西洋医学だけでなく、ホリスティックに患者様をサポートしたいと思い、アロマを学びました。

イ: それで病院にアロマセラピー外来を作ったんですか!?すごいですね。

みか: はい、医師と相談しながら開設しました。保険診療の中に自由診療を取り入れるのは難しかったですし、例えば頭痛の患者さんにアロマをする前に、脳腫瘍などの病気が隠れていないかを除外診断する仕組みづくりなど、大変な調整もありました。でも、病気で苦痛な時に、少しでも心地よい刺激を与えられたらという思いで取り組みました。

イ: そこから、美香さんの人生の大きな転機はなんだったのでしょうか?

みか: アロマ外来を開設して3年後、東日本大震災(3.11)が起きたことです。当時私は東京にいて、お腹に2人目の子どもがおり、ちょうど産休に入るタイミングでした。それを機に、夫の故郷である沖縄に移住することになったんです。

イ: 震災がきっかけだったんですね。沖縄への移住に迷いはなかったですか?

みか: 全くなかったです!実はアロマの学校の卒業論文で、「子どもが小学校に上がるまでには沖縄に移住して、高台の庭でハーブを育てながらアロマをする」と書いていたんです。すっかり忘れていたんですが(笑)。 沖縄は目に見えない感覚や自然を大切にする文化が当たり前にあるので、とても水が合いました。

イ: 3.11の時は、やはり大変だったんでしょうか。

みか: 水も買えない状況でしたね。震災の2ヶ月後に出産したんですが、薬局に行ってもおむつが買えない。今なら「葉っぱや布で代用できる」と思えますが、当時は本当にパニックでした。夫が「みんなが取り合いをしている中で、自分だけが買えればいいとは思えなかった」と言っていて、環境として心を落ち着ける場所に行こうと決断し、その年の夏には沖縄に引っ越しました。

イ: 沖縄での子育てはどうでしたか?

みか: 原発事故のこともあり、色々と情報を集めるようになりました。看護師として薬や予防接種を勧めてきましたが、いざ自分の子どもを育てるとなると、「人間の元々持っている自然治癒力を最大限に引き出す子育てがしたい」と180度考えが変わったんです。 「おむつなし育児」や、沖縄のクチャ(泥)を使った「クレイセラピー」などを実践し、命の力が引き出される楽しさを感じていました。

イ: そこでシンギング・リンと出会ったんですか?

みか: はい。知り合いが持っていたんですが、最初は「黒いお鍋みたい」と思って全く惹かれませんでした(笑)。でも、横になって受けさせてもらったら、小さい頃のトラウマみたいなものが全部吹き飛ぶほどの爽快感があったんです。「私は私らしく生きていいんだ!」と魂そのものに戻るような解放感でした。

イ: トラウマが吹き飛ぶ!すごいですね。

みか: カウンセリングで一つ一つ言語化して向き合う過程も素晴らしいですが、それさえも辛い方もいます。音だけでこんなに軽く解放されるなら、私もやってみたい!と強く思いました。

イ: ちなみにそのシンギング・リンって、何でできているんですか?

みか: 銅を主体とした合金に、ケイ素(クリスタルと同じ成分)を純度高く、割れないギリギリの絶妙な割合で混ぜて鋳造されています。だから落としても割れないんです。私、おっちょこちょいなので、クリスタルボウルだと全部割っちゃいそうで(笑)。 電気も使わず、元々調律されているのでチューニングの手間もいらないのが魅力です。

イ: さきほど「水が整う」というお話もありましたが?

みか: はい。江本勝さんという方が水の結晶写真を撮られていますが、「愛・調和」の言葉や音楽を聞かせると綺麗な六角形の結晶になるそうです。逆にひどい言葉や激しい音楽だと結晶にならない。 人間の体も6〜7割が水分ですよね。シンギング・リンの音を聞かせると、水に綺麗な六芒星が浮かび上がります。大学の研究でも、たった3分で体内の細胞水が活性化することが分かっているんです。音浴会でも、皆ただ寝ているだけなのに「体がポカポカ熱くなる」とおっしゃいます。

イ: まさに現代のデジタルデトックスですね!

みか: はい。今はどうしても電子音が多いですが、自然界には風の音や鳥のさえずりなど「1/fのゆらぎ」や倍音が溢れています。シンギング・リンはそれを家庭で鳴らせる楽器のようなものです。落ち着かないお子さんに聞かせたり、絵を描かせたりすると、宇宙の音だと言って素晴らしい絵を描いてくれますよ。

イ: そして最近、また看護師に復帰されたんですよね?

みか: はい、15年ぶりに訪問看護師として働き始めました。大学病院の医師たちが瞑想などを研究する場で発表の機会をいただき、「訪問看護なら利用者さんにシンギング・リンができるよ」と背中を押されたんです。

イ: 実際の現場ではどうですか?

みか: ご高齢の方や認知症の方にも奏でているのですが、常に緊張して首や肩が硬直している方でも、音が鳴ると次第に緩んで、ぐっすり眠られるんです。介護で疲れ切っているご家族も一緒にお休みになれたりして、大きな可能性を感じています。 「何歳まで」という枠はなく、赤ちゃんからご高齢の方まで、その方の命が輝くサポートができればと思っています。

イ: お仕事で大変なことや悩むことはありますか?

みか: 不思議と、今はないんです。病院時代は「私が治してあげたい」というエゴがバリバリあったので、うまくいかずに壁にぶち当たっていました。でも今は、「どんなことも必然で、必要だから起きている」と思えるので、ジャッジしなくなったんです。 未来の心配や過去の失敗に引っ張られるのではなく、「命をご先祖様から繋いでもらってありがたいな」と、今ここにある感謝でいっぱいです。悩みといえば、お腹周りが気になって「痩せたいな」と思うくらいです(笑)。

イ: 素敵ですね。美香さんが影響を受けた本や考え方はありますか?

みか: リズ・ブルボーさんの『私を愛して』という本です。家庭の医学書のように症状が五十音順で引けるんですが、スピリチュアルなアドバイスが書かれているんです。 例えば「首が痛くて横に振れない時は、あなたが頑なな考えで『絶対にイエスと言わなきゃいけない』と思っているからだよ」とか。病棟で働いていた時に私が直感で感じていたことが、そのまま書かれていて驚きました。病気は、自分の使命に向かう上で意識が固くなっているサインなんです。

イ: 今後の目標や挑戦したいことは何ですか?

みか: 「日常にヒーリングを」をテーマに、保育園や学校、ホテル、そして病院などにも広げていきたいです。 病気やがんを「敵として排除する」のではなく、ひっくるめて受け止め、認めて、ほぐして、癒す。「緩む」と「許す」は一緒だと思っています。戦うのではなく、愛する。愛していれば、自然と住めない周波数になって(病気が)いなくなるんじゃないかなって思っています。

イ: 「戦うのではなく、愛する」…ものすごく深いですね。地域活動にも力を入れていると伺いました。

みか: はい。沖縄の自治会で、無くなっていた子ども会を再結成したり、防災組織を立ち上げたりしています。昔の沖縄って、近所のおじさんが子どもの名前を知っていて、時に叱ってくれるような環境でしたよね。それを未来に残したくて。 地域の人が繋がれば、誰かの苦手なことは誰かの得意なことで助け合えます。孤立を防ぎ、みんなが生きがいを持てる地域にしたいんです。負担になることはせず、「やりたい人が、楽しいことをやる」というスタンスで助け合っています。

イ: 素晴らしい活動ですね。最後に、悩んでいる若い世代やリスナーへアドバイスをお願いします。

みか: 学校や社会で「みんなに合わせる」ことを重視されがちですが、一旦その枠組みを外に置いてみてください。 「12時だからご飯を食べる」のではなく、「本当にお腹が空いているか?」と自分の体に聞いてみるような、小さなことからで構いません。自分が何が好きで、何が心地よいのか。自分の感覚をもう一度見つめ直して、大切にし、よろこびから行動してほしいなと思います。

イ: 自分の感覚を思い出すこと、本当に大切ですね!今日は素晴らしいお話をたくさんありがとうございました!

みか: こちらこそ、感謝でいっぱいです。ありがとうございました!


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