走って、笑って、閉められた話。
こんにちは、NPO法人Mirai Kanaiのズケヤマです。
先日、ついに人生初のハーフマラソンに挑戦してきました。
舞台は「第31回 伊平屋ムーンライトマラソン」。
船で伊平屋島へ渡り、夕方の16時半スタート。
夕陽に包まれ、夜は満天の星空の下を走る――という、ロマンチックな大会です。

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🚢 出発からすでに旅が始まっていた
今帰仁の運天港から、船に揺られること約1時間半!

今回の参加メンバーは、当初13名の予定が、最終的に9名に。
でもね、この9名で行けたことが奇跡。
笑いの絶えない、最高の旅仲間です。
受付をするとなんとゼッケンNo.444

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🏃♂️ 走り出したら、思ってたより遠かった
正直、距離感がわかってなかったんです。
「24キロか〜まぁいけるっしょ!」みたいなノリでスタート。
最初はいいペースで集団のペースにのまれ、大体5キロくらい走ったかなーと思ったら全然進んでいない…
……結果、5キロ地点ですでに心が折れそう。

しかも何分ペースで走ってるのか、全然測ってない(笑)
気づけば太陽は沈み、月が昇り、星が瞬き――
ムーンライトもなく、暗闇をただただたくまと歩く。
「これは修行か?」と思う瞬間が何度も…笑

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🥴 完走セットのゼリー、まさかのトラップ
中盤、補給用のゼリーを開けて一口。
……不味い。びっくりするくらい不味い。
エネルギーよりも、テンションが吸い取られました。(ゼリー3個おいしくなかった。笑)
(※メーカーさんごめんなさい。僕の舌の問題です)

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🚫 16キロ地点、まさかの“閉店ガラガラ”
夕陽が完全に落ち、残りわずか。
「もうちょっと!あと少し!」と思い足を前に前に進める。
暗闇の中何度も心が折れかけていたとき15キロ地点をすぎて折り返しにきたそのとき――
スタッフさん:「すみません、ここでタイムアウトです!」
そう、16キロ地点の橋でストップ。
僕のマラソンチャレンジ、ここで終了しました。
でもね、ここでしか乗れない“選ばれし者のバス”があるんです。
完走できなかった者だけが乗れる、リタイヤ組専用の帰還バス。

それはそれで、なんだか誇らしかった(笑)
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🌕 ゴールはできなかったけど、心は満たされた
仲間の5人は見事完走!
僕は16キロで終わったけれど、
走りながら見た夕陽と月明かり、
応援してくれた島の人たちの笑顔、
そして仲間と過ごした時間は、
完走以上の宝物になりました。

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🧭 最後にひとこと
「結果より、過程が美しい、みんなでいけたことが最高」
まさにそんな旅でした。
次こそは、ちゃんとペースを測って、ゼリーも吟味して、
“月の向こう側”へ行けるように頑張ります🌕
伊平屋の風、月の光、そして笑顔の仲間たち
忘れられない思い出をありがとう!
