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個人的な話だけれど―― 保育園を立ち上げた経験と、一冊の本のこと

こんにちは理事長ズケヤマです。

今日は、

少し個人的な話を書こうと思います。

ただし、

NPO法人Mirai Kanaiの理事長として、

今の活動につながる話でもあります。

私が最初に動いたのは、

社会を変えたいと思ったからでも、

立派な理念があったからでもありません。

きっかけは、

自分の娘の保育園探しでした。

制度は整っている。

説明もきちんとしている。

理念も、どこも間違っていない。

それでも、

見学に行くたびに

小さな違和感が残りました。

「この場所は、

いま目の前にいる子どもを

本当に見ているだろうか」

その問いが、

頭から離れなかったのです。

当時の私は、

保育の資格もなく、

十分な資金もなく、

経営の知識もありませんでした。

普通に考えれば、

やらない理由しかありません。

それでも、

「なかったら、つくるしかない」

そう思ってしまった。

理屈ではなく、

感覚でした。

こうして、

城の森保育園は生まれました。

保育園を運営する中で、

私はたくさんの「正しさ」を学びました。

制度。

基準。

ルール。

マニュアル。

それらは確かに、

園を守ってくれました。

一方で、

正しさを守ろうとすればするほど、

現場で感じる違和感や迷いが

言葉にしづらくなっていく感覚もありました。

理事長という立場になるほど、

個人的な感覚は

後回しにされていく。

それでも、

子どもたちの表情や、

保護者の小さな声は、

こちらの都合を待ってくれません。

「これでいいのだろうか」

その問いだけは、

ずっと残り続けました。

Mirai Kanaiの活動は、

その問いの延長線上にあります。

完璧な答えを出すことよりも、

問い続ける姿勢を大切にしたい。

正しさで押し切るのではなく、

人が人として関わり続けられる場をつくりたい。

そうした思いが、

少しずつ形になり、

今の活動につながっています。

この一年、

私はあらためて

保育園を立ち上げた頃のことを

一冊の本にまとめました。

成功談を書くためではありません。

迷いながら、

揺れながら、

それでも立ち止まらずに考えてきた記録を

残しておきたかったのです。

現在、この書籍は

Kindleにて期間限定で

0円でお読みいただけます。

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個人的な話ではありますが、

Mirai Kanaiの活動の根っこには、

この経験があります。

大きな正解を掲げることより、

問いを手放さないこと。

それが、

子どもたちにとっても、

大人にとっても、

安心につながると信じています。

これからも、

Mirai Kanaiは

その姿勢を大切にしながら

活動を続けていきます。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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