1. 番組概要
NPO法人Mirai Kanaiがお届けするラジオ番組「ミラクルモンスター(通称:ミラモン)」。本番組は、単なる職業紹介に留まらず、ユニークなキャリアを歩む大人たちの「生きた言葉」を通じて、若者たちが自らの人生を主体的に選択するためのヒントを探るキャリア教育プログラムです。 「資格を取ってから『何かが違う』と気づくのはもったいない」という現実に立ち向かい、経験者が語る葛藤や情熱という「一次情報」に触れることで、未来を担う世代が自分の可能性を信じ、最初の一歩を踏み出す勇気を得ることを目的としています。
2. 本日のゲスト紹介
阿嘉 真美(あか まみ)様
肩書き: 公認心理師、かずたま鑑定士、カウンセラー、メイク講師
公認心理師として21年間、福祉の最前線で対人支援に携わってきた専門知をベースに、日本生まれの鑑定術「和魂(かずたま)」と、外見を整えるメイクレッスンを融合。多角的なアプローチで、女性が「自分を知り、自分らしく生きる」ためのトータルサポートを展開されています。
リンク: 阿嘉真美 Instagram

3. ゲストプロフィール
公認心理師・かずたま鑑定士。大学で心理学を専攻後、沖縄県庁に入庁。21年間にわたり児童相談所等で勤務し、複雑な家庭環境に置かれた子どもたちの「最後の砦」として心血を注ぐ。 キャリアの転機は、二人目の出産後に見つかった腫瘍と手術。全身麻酔を前に「このまま目覚めなかったら後悔する」という強烈な死生観を抱き、21年積み上げた公務員の安定を手放す決意を固める。「不安を抱えたままでも、60歳の自分に絶望したくない」という強い意志で独立。現在は「整える」をテーマに、カウンセリング、和魂鑑定、メイクを通じ、クライアントが本来の軸を取り戻し、自分自身の足で歩み出すための伴走を続けている。
4. インタビュー本編
キャリアの原点と決断〜中学生の体験から児童相談所21年、そして病気を越えて〜
イ(インタビュアー:筒山セイラ):まずは阿嘉さんのキャリアの原点から。公認心理師という「心の専門家」を目指されたきっかけは何だったのでしょうか?
阿嘉:中学生の時の出来事が大きいですね。友人の親が犯罪被害に遭うという事件があったのですが、その時、隣にいた私は友人に何もしてあげられなかった。その時の「無力感」がずっと心に棘のように刺さっていて、「困っている人の力になりたい」と心理学の道を選びました。
イ:その無力感が、沖縄県庁での「最後の砦」である児童相談所(自走)での21年間へと繋がったのですね。現場は相当ハードだったと推察します。
阿嘉:自走はまさに「最後の砦」です。私はよく「交通整理」と呼んでいましたが、単に話を聞くだけでなく、膨大なケースの中から「誰に何の支援が必要か」を見極めて繋ぐ。重い責任が伴う仕事でしたが、その判断力は今の活動の基礎になっています。
イ:それほどのキャリアがありながら、なぜ安定した公務員を辞め、独立という道を選ばれたのですか?
阿嘉:30代後半から「このままでいいのか」という微かな違和感はありました。決定打は病気での手術です。全身麻酔を前に「もしこのまま目覚めなかったら、私は人生を後悔する」と、死をリアルに意識したんです。安定はあったけれど、心は満たされていなかった。
イ:21年の安定を捨てるのは、並大抵の勇気ではありません。恐怖はなかったのでしょうか?
阿嘉:もちろん怖かったです。でも、それ以上に「このまま何も変えずに60歳を迎える自分」を想像した時、そちらの方が遥かに恐ろしかった。不安が消えたから動いたのではなく、不安を抱えたまま、後悔しない道を選んだんです。
学生時代と「自由に生きたい」信念〜シフトに縛られない生き方〜
イ:阿嘉さんの「自由でありたい」という願いは、実は学生時代から既に現れていたそうですね。
阿嘉:そうなんです(笑)。大学生の頃のアルバイトはほぼ家庭教師一筋。理由は「一ヶ月のシフトに縛られたくなかったから」。
イ:シフト制だと、急なインスピレーションに従えませんからね。
阿嘉:まさにそれです!当時は「今日、渡嘉敷島に行こう!」と思い立ったらすぐに行きたかった。自分の時間を、誰かの枠組みに当てはめられるのがどうしても嫌だったんです。
イ:面白いですね。その「渡嘉敷スピリット」とも言える自由への渇望が、21年の組織生活を経ても消えずに、現在のフリーランスという形に回帰した。ある意味、本質的な自分を取り戻したと言えるのかもしれません。
現在の仕事の魅力〜「かずたま鑑定」と人が変わっていく喜び〜
イ:今、阿嘉さんが主力とされている「かずたま鑑定(大和式一玉術)」について詳しく伺いたいです。和製の数秘術とのことですが、具体的には何が見えるのですか?
阿嘉:誕生日とお名前から、その人が生まれ持った「役割」や「人生の設計図」を読み解きます。特に面白いのが、家系の中での役割です。例えば「家督(かとく)」として家を継ぐのか、「開拓(かいたく)」として新天地を拓くのか。
イ:沖縄だと「長男が家を継ぐ」という文化が強いですが、鑑定だと違う結果が出ることも?
阿嘉:ええ。実は次男の方が継ぐ役割を持っていたり、逆に長男が「側近相(そっきんそう)」だったりすることもあります。これを知ることで、長年抱えてきた家族への違和感を「払拭(ふっしょく)」できるんです。
イ:自分を縛っていた「役割の固定観念」から解放されるのですね。鑑定を受けた方の変化で、心に残っていることはありますか?
阿嘉:鑑定内容をまとめたノートをお渡ししたのですが、その方が「迷うたびに何度も見返して、ノートがボロボロになりました」と言ってくださったんです。その方の人生の指針として、私の言葉が血肉になっていると感じた時、この仕事をしていて本当に良かったと震えるような喜びを感じました。
独立のリアルな壁〜集客の苦労と自己責任の重さ〜
イ:21年の公務員生活から「ゼロ」の状態への独立。現実的な壁はいかがでしたか?
阿嘉:一番は「集客」です。組織に守られていた頃には見えなかった「すべてが自己責任」というプレッシャーの重さに、最初は圧倒されました。
イ:私も経験がありますが、何もない中から価値を生み出す苦労は、やってみた人にしか分かりませんよね。
阿嘉:起業塾にも通いましたが、そこには「これから始める自分」と「既に月商1000万を稼ぐ人」が混在していました。周りと自分を比べてしまい、もがき、苦悩した時期は本当につらかったですね。
イ:その「何者でもない自分」としての葛藤があるからこそ、今、阿嘉さんの言葉には重みがあり、悩んでいる人の心に深く響くのでしょうね。
大切にしているモットー〜人に価値を届け、自分を飽きさせない〜
イ:お仕事をする上で、阿嘉さんが譲れない「指針」を教えてください。
阿嘉:相手に価値を届けるのは大前提として、「自分自身を飽きさせないこと」を何より大切にしています。私、実は好奇心が旺盛すぎて、飽きっぽい一面があるんです。
イ:常にアップデートし続けている印象がありますが、最近は何に夢中ですか?
阿嘉:AIですね!ChatGPT、Claude、Perplexityを毎日横断して使い倒しています。誰よりも頼りになる相棒として、アプリ開発に挑戦して気づいたら夜中の2時、3時になっていることも……。
イ:3時まで!その飽くなき探究心が、阿嘉さんの若々しさと専門性の源なのですね。
阿嘉:迷った時は、Mr.Childrenの『終わりなき旅』を聴いて「また一歩踏み出そう」と自分を奮い立たせています。常に新しい刺激を自分に与え続けることが、クライアントへの還元にもなると信じています。
未来への展望〜音と波動で心と外見を整える「癒しのサロン」〜
イ:これからの未来、阿嘉さんが描いている構想はありますか?
阿嘉:心と外見をトータルで整える「癒やしのサロン」を作りたいんです。それも、ただのサロンではなく、ちょっと「怪しくて面白い」空間を(笑)。
イ:怪しくて面白い(笑)。具体的にはどんな空間でしょう?
阿嘉:音や波動を使って、そこに行くだけでエネルギーが整うような場所です。実は福岡にインスピレーションを受けた場所があるのですが、いつか読谷の古民家などを活用して、沖縄にそんな癒やしの拠点を持ちたい。ようやく最近、この夢を口に出せるようになりました。
イ:読谷の古民家、いいですね!「世界村(せかいむら)」のようなコミュニティの要素があっても面白そうです。もし読谷で空き店舗や古民家の情報があれば、ぜひ私にも協力させてください。阿嘉さんのサロン、絶対に面白いことになりますよ。
阿嘉:ありがとうございます!そう言っていただけると、実現できる気がしてきます。
若い世代へのメッセージと10月マルシェ出展告知
イ:最後に、キャリアに悩む若い世代へ、メッセージをお願いします。
阿嘉:誰かの声ではなく「自分の声」を聴いてください。他人のアドバイスに従うのは、自分で「考えなくて済む」から楽かもしれません。でも、本当に自分がどうしたいのか、そこから逃げずに問い続けてほしい。
イ:確かに、考えることは一番エネルギーを使いますが、避けてはいけない「自分への誠実さ」ですよね。
阿嘉:はい。不安がゼロになる日は来ません。でも、小さくても一歩を踏み出せば、景色は必ず変わります。応援しています!
【イベント告知】 10月に2つの異なるテーマでマルシェに出展します。
- 10月10日(木)「まんまるマルシェ」
- 場所: 豊見城・空手会館(工芸の森)
- 内容: かずたま鑑定。さとうみつろうさんの「世界村」コミュニティ主催のイベントに一般枠で出展します。
- 10月11日(金)「主婦のマルシェ」
- 内容: メイクレッスン。特に印象を変える「眉メイク」のコツをお伝えします。
5. 番組スポンサー募集のお知らせ
「ミラクルモンスター」では、次世代のキャリア教育を共に支え、応援してくださるスポンサー様(応援団)を随時募集しています。子どもたちに多様な生き方を届ける活動に賛同いただける方は、ぜひ下記InstagramよりDMにてお問い合わせください。 NPO法人Mirai Kanai Instagram
6. 本日のスポンサー紹介
本番組は、以下のスポンサー様の提供でお送りいたしました。
