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【インタビュー】予定外の人生こそが宝物!自分を大切にし、ご縁を紡ぐ生き方哲学!日高 二香

番組概要

NPO法人Mirai Kanaiがお届けするラジオ番組「ミラクルモンスター(通称:ミラモン)」。ユニークな経歴や珍しいお仕事をしている方をゲストにお招きし、その道のりや考え方、夢中になっていることをとことん深掘りして、リスナーの皆さんと一緒に勝手に応援していく番組です。さまざまな大人の働き方や生き方を通して、子どもたちや若い世代へ未来の選択肢や夢のヒントを届けるキャリア教育も目的としています。

本日のゲスト紹介

日高 二香(ひだか にか)さん 肩書き: 楽天生命 保険代理店(代理店歴14年) / 倫理研究所 生涯局 講師(家庭倫理の会 講師) 夫婦で楽天生命の保険代理店を運営しながら、全国の新たな代理店仲間を育てる「育成代理店」を展開。さらに倫理研究所の講師として「保険」と「倫理」を通じ、人々が安心して自分らしく幸せに生きるための心の土台作りをサポートされています。 リンク: 家庭倫理の会・楽天生命代理店 日高二香 公式情報

ゲストプロフィール

幼少期は超人見知りで、蟻の観察や空想に夢中になる不思議な少女時代を過ごす。高校でのデッサン体験を経て大学で建築を学び、個人の設計事務所へ就職。29歳で独立しリフォーム会社を設立するも、経営難とパートナーとの紛争で多額の借金を背負う挫折を経験するが、両親の深い愛情と言葉に救われて再起を果たす。その後、両親と義父母の看取り体験をきっかけに建築から保険業界へ180度転身。夫婦での代理店運営と仲間を育てる育成事業で活躍し、家庭倫理の会講師としても「自分を大切にし、人とのご縁を楽しむ」人生哲学を伝えている。


インタビュー本編

【キャリアの原点】空想とオカリナから始まった「デザイン×数学」の探求

イ(インタビュアー):日高さん、本日はよろしくお願いします!今でこそ人前で明るくお話しされていますが、子どもの頃はどのようなお子さんだったのでしょうか?

日高:よろしくお願いします!今でこそこうして喋っていますけど、小さい頃の私は超が付くほどの人見知りで、引っ込み思案な子どもだったんですよ。ただ、一人遊びや空想・妄想が大好きなちょっと変わったオタクっぽい子でね。一日中アリの行方をじーっと追っかけて日が暮れたり、空の雲を眺めながら「昨日は左向きだったのに、今日は地球が右向きに回転しているな」なんて回転の向きを真剣に考えていたり(笑)。自分の手のひらの大きさで「自分の身長って手のひら何個分なんだろう?」って身体を測ってみたり、一人で不思議な世界に浸っていましたね。

イ:雲の流れから地球の回転を考えるなんて、すごく感性豊かなお子さんですね(笑)!音楽や創作活動も好きだったとお聞きしました。

日高:そうなんです!ヤマハ音楽教室でエレクトーンを習い始めたんですけど、覚えたての音階を使って自分の気持ちを表現したくて「野ぐその歌」っていうオリジナル曲を作ってノリノリで歌ったりしていました(笑)。あと、雑誌の付録でついてきたオカリナを使って、「親が亡くなった前提」という設定を一人で作って、夕日を見ながらどれだけ悲しい音色を奏でられるかチャレンジしてみたり。

イ:親御さんが亡くなった前提のオカリナコンテストですか(笑)!感情の表現力が独特で素晴らしいです。そうした子供時代の表現や想像力が、後の建築や現在のお仕事にどう繋がっていくのでしょうか?

日高:想像することがとにかく大好きだったんですよね。高校生の頃はデッサン学校に通っていて、最初は美大や芸大を目指していたんです。でも、「絵だけで食べていくイメージ」が当時の私には持てなくて。元々数学も好きだったので、「デザインや絵×数学」を掛け合わせたら何ができるだろうと考えた時に「あ、建築だ!」と閃いて、大学で建築を学ぶ道に進みました。

イ:デザインと数学の掛け合わせが建築だったのですね。実際に建築のお仕事をされてみていかがでしたか?

日高:クライアントから「こんな家を建てたい」「こんな暮らしがしたい」という要望やイメージをたくさんいただくじゃないですか。それをパズルのなぞなぞを解くように立体的な形に落とし込んでいくのが、もう楽しくてたまらなかったです。言葉にならない想いを想像して形にするプロセスは、今の保険や人財育成のお仕事にもしっかりと繋がっていますね。

【初期の葛藤と挫折】建築事務所での涙、起業失敗の借金、そして両親がくれた「大丈夫」の言葉

イ:大学を卒業されて、社会人としてスタートを切った当初はどのような経験をされたのですか?

日高:大学で4年間しっかり建築を勉強してきたはずなのに、個人の小さな建築士事務所に就職したら現場の実務が何一つ分からなくて!毎日社長から「お前は大学で何を勉強してきたんだ!」って怒鳴られてばかりでした。自分の情けなさに毎日泣きながら家へ帰り、「明日はどんな理由を作って休もうか」と真剣に考えていましたね。

イ:理想と現実のギャップにぶつかり、過酷な毎日だったのですね。そこからどのようにキャリアを展開されたのでしょうか?

日高:次の設計事務所に移った後、「30歳になるまでに絶対独立して自分の会社を持ちたい」という目標を立てたんです。一級建築士の資格勉強のために一度動物病院で1年ほどアルバイトをして、その時に出会ったパートナーとリフォーム会社を立ち上げました。

イ:念願の独立ですね!会社経営は順調に進みましたか?

日高:それが、想像を絶する大変さで……。営業から見積もり作成、現場の図面引きまで全部一人で抱え込んで追い詰められて。しかも職人さんを10人も雇っていたので、毎月の給料を準備するだけで精一杯で火の車。自分の給料なんて全く出せない状態が続きました。しまいには共同経営者と激しく揉めて会社の中がぐちゃぐちゃになり、借金だけがどんどん膨らんでいったんです。

イ:一人で多額の借金と経営難を抱え込むのは、本当に暗闇の中にいるような怖さがあったかと思います。その絶望的な状況をどのように乗り越えられたのですか?

日高:実家にも帰れず一人で抱え込んで破滅寸前だった私を見かねて、親友が無理やり私を実家に連れて行って「親に全部話しなさい」と背中を押してくれたんです。泣きながら両親にすべての失敗と借金のことを打ち明けました。その時、厳しかった父が**「やってしまったものは仕方がない。これはお前の人生の勉強代だ。相手とは綺麗に縁を切って、お前一人でこの借金を背負って返しなさい。お前たちが幸せじゃないと、父さんと母さんは幸せじゃないんだから」と言ってくれて。そして母が「大丈夫、あんたなら絶対にできるよ」**と温かく微笑んでくれたんです。

イ:ご両親の愛と深い言葉ですね……!その言葉を聞いた時、どんなお気持ちでしたか?

日高:涙が止まりませんでした。「一人で頑張らなくてもよかったんだ」「親からこんなにも信じてもらえているんだ」と心が救われて、スーッと恐怖が消えて「もう一度一からやり直そう!」と力が湧いてきたんです。自分の手で会社を一人で再スタートさせ、地道に努力を重ねてすべての借金を返済し、人生を立て直すことができました。

【現在の仕事の魅力】建築から保険への180度シフトと「伴走型」で育てる代理店の喜び

イ:波乱万丈の建築会社再建を経て、現在の「保険のお仕事」へシフトされたキッカケは何だったのでしょうか?

日高:その後、今の主人と出会って結婚したのですが、夫から「一緒に保険の仕事をやろう」とずっと誘われていたんです。でも私は建築に強いプライドを持って情熱を注いできたので、全く畑違いの保険に踏み切る勇気が持てず、10年ほど併行して続けていました。

イ:10年間の葛藤があったのですね。そこから完全に切り替えた決定的出来事は何だったのですか?

日高:実家の父と夫の父の病気が重なり、同時期にダブル介護と看取りを行うことになったんです。病院通いで自分の建築の仕事が1年間まったく出来なくなってしまいました。ところが、1年後に蓋を開けてみたら、私の建築の収入はゼロだったのに、夫の保険の収入は落ちるどころか少し上がっていたんですよ!「えっ!?保険のストック型の仕組みってこんなに凄いのお手伝い?」と驚いて。家族の看取りを通じて働き方を見直す中で、「180度舵を切って保険一本に挑戦してみよう!」と決意しました。

イ:実際に保険の世界へ飛び込んでみて、どのような変化がありましたか?

日高:やってみたら思いのほか楽しくて、「なんだ!もっと早くやっておけばよかった!」って思うくらいでした(笑)!現在は夫婦で楽天生命の代理店を行いながら、全国の新しい代理店仲間を育てる「育成代理店」という立ち位置で活動しています。

イ:代理店を育てる「育成代理店」とは、具体的にどのようなお仕事なのでしょうか?

日高:手押し車を押す人を陰で支えるような存在ですね。私たちが前に出て引っ張るのではなく、仲間を徹底的に「承認」し「励ます」役目です。その人が本来持っている強みややる気を内側から引き出し、自信を持って自立していく姿を一番近くで見守れることが何よりの喜びなんです。お客様から「日高さん、あの時保険に入っていて本当に助かったよ」と言っていただけた時や、育てた仲間がどんどん成長して活躍していく姿を見る瞬間は、最高のやりがいですね。

【乗り越えた壁と倫理】目に見えない価値を届ける難しさと「心のベース」との出会い

イ:形のある建物を扱ってきた建築と違い、保険営業や人財育成ならではの大変さや壁はありますか?

日高:保険は「目に見えない商品」であり、何か万が一のことがあった時にしか形にならないものに毎月お金を払っていただくお仕事です。今の時代、投資や資産運用に目が行きがちですが、「困った時の保障」という保険本来の重要性を正しくご理解いただく啓蒙活動には丁寧な根気が求められます。また、育成に関しても「絶対にこうすれば成功する」という唯一の正解がありません。こちらの考えを押し付けるのではなく、相手が自ら「やってみよう!」と思えるまで信じて待ち続ける姿勢が、難しさであり面白さでもありますね。

イ:相手を信じて待ち続ける姿勢、本当に素晴らしいです。日高さんは「家庭倫理の会」の講師としても長年活動されていますが、倫理との出会いはどのようなものだったのでしょうか?

日高:結婚4年目の2005年、主人が倫理の先輩に誘われて集会に参加して、帰ってくるなり「俺、明日から毎朝早起きして勉強会に行く!」と言い出したんです。私は「出たー!怪しい宗教じゃないの!?」って大慌てして(笑)。夫が怪しいものに騙されないように監視する目的で、私も一緒について行ったのが始まりでした。いわゆる『ミイラ取りがミイラになった』という奴です(笑)。

イ:旦那様を心配してついて行ったら、日高さんご自身が深く感銘を受けたのですね(笑)!

日高:そうなんです!毎朝5時からの朝起きの実践に通うようになり、2011年には倫理の教えに基づいた結婚式も挙げました。小さい頃に教会へ通っていた時期があったのですが、お祈りが多くてどこか窮屈さを感じていたんです。倫理の学びに出会った時、「あ!私が探し求めていたのはこれだ!宗教の前の段階にある、人が人として生きるための人間学・生活の基本の土台なんだ!」と心の底から腑に落ちました。そこからは夫以上にハマって勉強を重ね、今では講師として全国で伝道する立場になっています。

【大切にしている価値観】自己犠牲を捨てて自分を満足させること、『イエスマン』と『モモ』から学んだ人間美

イ:日高さんがお仕事や人生の中で、これだけは譲れないと大切にされているモットーや価値観を教えてください。

日高:一番大切にしているのは**「相手を否定しない、責めないこと」、そして「まず自分を満足させ、自分自身を楽しませること」**です。倫理の教えに「己を尊び、人に及ぼす」という言葉があるのですが、過去のリフォーム会社時代の私は朝から晩まで仕事ばかりして、自分をいじめ抜く「自己犠牲のアホ」だったんですよ。

イ:ご自身を犠牲にされていた過去があったのですね。自分を一番に大切にしようと気づかれた背景には、どのような体験があったのでしょうか?

日高:実は私、実父、義父、実母、そして実姉の家族4人全員の介護を経験し、看送ってきたんです。特に姉はがん闘病の末、53歳という若さで10ヶ月で旅立ちました。母も認知症で5年間同居介護をしました。身近な家族を一人で介護していた時、自分が心から楽しむ時間を持たないと、看病している相手にも優しくなれないという限界を痛感したんです。

イ:4人のご家族の介護と看取り……想像を絶する凄絶な経験です。

日高:自分が潰れてしまっては元も子もありません。だから私は罪悪感を持たず、母を施設やショートステイに預けて夫婦で大好きな旅行へ出かけたり、自分を満たす時間を意識的に作りました。自分が満たされて笑顔でいて初めて、周りの人やお客様にも本当の優しさとエネルギーを注ぐことができると知ったんです。

イ:ご自身の深い実体験から導き出された真理ですね。日高さんの生き方に影響を与えた本や映画などはありますか?

日高:2つあります。1つ目は映画の『イエスマン』。ネガティブだった主人公が「イエス」と言い続けることで人生が開けていくストーリーなのですが、夫と一緒に「私たちも頼まれたことは断らないイエスマンになろう!」と実践し始めたら、面白いように素敵なご縁と仕事が舞い込んできて人生が劇変しました。

イ:頼まれごとは試されごととして全部イエスで受け止める!素晴らしい実践です。もう1つは何でしょうか?

日高:ミヒャエル・エンデの小説『モモ』です。主人公の少女モモはアドバイスをするわけではないのに、ただ真摯に相手の話に耳を傾けるだけで、訪れた人たちが自ら答えを見つけて笑顔で帰っていく。押し付けるのではなく、相手の話を深く受け止める「モモ」のような人間的な厚みを持った存在になりたいと、今でも大切に読み返しています。(※ちなみに以前、NPOのビーチクリーンイベントがあった際、超多忙で時間が全くないのに『どうしても関わりたい!』という情熱だけで船に乗って津堅島まで渡り、現地でトイレだけ借りてトンボ帰りしたという伝説のノリとご縁の実践エピソードもあります笑)。

【未来への展望】廃校をカフェ併設のおしゃれな「人生の卒業ホーム」へ!『ライオンのおやつ』から広がる夢

イ:過去から現在に至るまで素晴らしいお話を伺ってきましたが、日高さんがこれから未来に向けて挑戦したい夢や目標を教えてください!

日高:個人的な存在としては、「困ったことがあった時に一番に顔を思い出してもらえる存在」であり続けることですね。保険は契約業ではなく信頼業ですから。そして、人生の最終目標として絶対に叶えたい大きな夢が1つあります。それは**「自分と大切な仲間たちが、安心して人生を最高にハッピーに卒業できる老人ホーム(ホスピス施設)を作ること」**です!

イ:自分たちと仲間が人生を卒業するためのホームですか!なぜその施設を作りたいと思われるようになったのですか?

日高:がん闘病中だった姉がホスピスに入院している時、「二香、この本を読んでみて」と一冊の本を渡されたんです。それが小川糸さんの小説『ライオンのおやつ』でした。瀬戸内海の美しい島にある温かい施設で、余生を迎えた人々が穏やかに過ごす物語なのですが、読んだ時に心の底から温かい感動に包まれて。「最後はこんな素敵な場所を自分で作って、仲間と一緒に人生を卒業できたら最高だな!」と決意したんです。

イ:『ライオンのおやつ』から生まれた構想なのですね!具体的なイメージはすでに固まっているのですか?

日高:バッチリです(笑)!幼稚園や小学校の廃校になった場所を買い取ってリノベーションし、超おしゃれなカフェを併設します。地域の子どもたちや若い世代からお年寄りまで誰でも自由に遊びに来られるオープンな場所にしたいんです。生と死を隔てるのではなく、みんなに見守られながら「今世も最高の人生だったね!」と笑顔で旅立っていけるような温かいホームを作ります。

イ:廃校を活用したカフェ併設の卒業ホーム、絶対に実現してほしいです!夢に向かってどのような準備を進められていますか?

日高:資金の準備や投資はもちろんですが、何より周りの人たちに「私、絶対にこういうホームを作るからね!」って語りまくっています(笑)。そうしたら「二香さん、私も絶対そこに入りたい!」「予約させて!」って希望者が殺到していて!施設ができる前から顧客マーケティングが大成功している状態です(笑)。日々自分自身がハッピーに生き、目の前の人と最高のご縁を育む毎日が、すべてこの夢へと繋がっています。

【若い世代へのメッセージ】ゴールは必ずハッピーに終わる!「自分を大切にし、ご縁を怖がらないで」

イ:最後に、進路や将来の生き方に悩み、挑戦する怖さを抱えている若い世代や子どもたちへ向けて、日高さんからメッセージをお願いします。

日高:一言伝えるなら、**「大丈夫よ!なんとかなる!」**ですね!

イ:力強く、最高の説得力があるお言葉です!

日高:私の人生も、建築事務所での挫折やリフォーム会社の失敗、借金、家族の看取りなど、予定通りにいかないことばかりでした。当時は「人生終わった……」と思うような暗闇の中にいましたが、振り返ってみると何一つ無駄な体験はなく、すべての遠回りが今の豊かな人生と最高のご縁に繋がっていたんです。

イ:渦中にいる時は苦しくても、すべて未来の宝物に変わっていくのですね。

日高:そうです!「自分の人生のゴールは必ずハッピーに終わる!」と心の中で決めてさえいれば、今目の前にあるどんな壁や失敗も、ゲームの途中のレベルアップイベントに過ぎません。何も怖がる必要はないんです。そして、自分の進む道に悩んでいる人ほど、人との繋がりや出会いを怖がらないで飛び込んでみてほしいですね。良い情報も、仕事も、人生を変えるきっかけも、すべて「人」が運んできてくれます。

イ:人との繋がりを怖がらず、一歩を踏み出すことですね。

日高:はい!そして一番伝えたいのは、「何よりもまず、自分自身を大切にして楽しませてあげること」。完璧になってから動くのではなく、「ちょっと面白そうだな」と思ったらまず一歩動いてみる。自分が笑顔で満たされていれば、周りの人や世の中も自然とハッピーになっていきますから!皆さんの挑戦とこれからの人生を、心から応援しています!


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